先日、狩猟免許の試験を受けてきました。

「どんな雰囲気なんだろう」
「難しいのかな」

受ける前はそんなことばかり考えて本番数日前から緊張していました。

これから狩猟免許試験を受ける方もきっとあれこれ想像して不安になっていると思いますが、そんな方のために今回は、第一種猟銃で狩猟免許試験を実際に受けた体験を、雰囲気も含めてまるっとまとめていきます!

試験会場は予備講習会と同じ「北海道大学」

狩猟免許試験の会場は、私が事前に受けた予備講習会と同じ北海道大学でした。

約1週間前にも来た場所だったのですが、受付の時点で雰囲気は別物…予備講習会と比べてみんな緊張感があるので、受付の時点でピリついた空気感がありました。

参加者は正確には把握できませんでしたが、学科試験が広い講堂で行われていたことを考えると、100人前後はいたのではないかと思います。

年齢層はかなり幅広く、若い方もいれば年配の方もまんべんなく。

平均年齢はおそらく40歳を超えるくらいかな、という印象でしたね…。

男性が圧倒的に多いのは想定内でしたが、「思ってたより女性もいるな〜」とちょっと安心したのも事実です。

予備講習会でお見かけした方もちらほらいて、会釈をかわしたりできたのでここで少し緊張がほぐれました。

午前の部|学科試験と適性検査

※イメージ画像

まず午前中は学科試験と適性検査があります。

どちらも思っていたのと少し違う難易度感でしたので、このあたりをわかりやすくご紹介したいと思います。

学科試験は「勉強した人には余裕」な難易度

学科試験の難易度を一言で表すなら、「予備講習会を受けて、なおかつ自習していた人には余裕」だと思います。

出題範囲自体は広いので、ノー勉で挑むとそこそこ難しいと感じるかもしれません。(実際私の知り合いはノー勉で挑んで玉砕しました)

予備講習会では「ここは絶対に覚えて」「ここは出やすい」という重点を教えてもらえたので、あの絞り込みがあるのとないのとでは、勉強の効率が大きく変わります。

正直、予備講習会を受けずに試験に臨むという選択は相当ハードだと思います…。

私は予備講習会+自習でまずまず完璧と言えるレベルに仕上げていったので、残り時間を大幅に残しても自信をもって退室でき、一安心。

受験料や診断書にお金もかかっているわけですし、予備講習会は絶対に受けた方がいいと個人的には強く思います。

適性検査が「こんなもん!?」レベルだった

続いて適性検査ですが、これが…かなり拍子抜けしました。

視力検査は廊下でサクッとランドルト環(Cの字が向いている方向を答えるやつ)を使った簡易検査。

運動能力検査は、会場で全員が立って教官の動きを真似するだけ、屈伸したり手を曲げ伸ばしするだけです。

「いや、こんなもん?」と本気で思うレベル(笑)。

実際、この検査で落ちた方はその日の会場を見た限りでは誰もいませんでした。

当然といえば当然かもしれませんが……。

昼休憩と午前の結果発表

 

知識試験と適性検査を終えたら、技能試験の前に昼休憩があります。

予備講習会のときは近くのCoCo壱番屋まで歩いていける余裕があったのですが(笑)、さすがに試験当日にそれをやる度胸はなく。

北大構内にあるセイコーマートで昼食を買い、食べながら午後の実技の予習をしていました。

周りを見ると、みんなだいたい同じような感じでしたね。

そして昼休憩が終わると、まず午前の部の合否発表があります。

はい、午前の部で落ちた人は午後の部は受けられずその場で帰宅ということになります…。

合格者には机の上に午後の技能試験用の用紙が置かれるのですが、不合格の方には何も配られない。

配られる・配られないという差が全員の前で一目瞭然、露骨。

「容姿が配られなかった方はここでお帰りください」というアナウンスの後に席を立つのは…想像するだけで具合が悪くなりますが…実際に、このとき数名の方が教室から出ていきました。

受験料を払い、診断書を取り、予備講習会にも通って、当日ここまで来たのに…と思うと、他人事ながらちょっと辛いです。(ちなみに札幌の試験ではありますが道内の狩猟試験の日程は限られていることもあり、ちらっと聞いた話だとかなりの遠方から足を運んでくる人も珍しくないのだとか…。)

絶対にそういう思いをしないためにも、準備はしっかりしておきたいですよね。

私は問題なく通過できましたが、あの発表の瞬間はそれなりに緊張しました。

午後の技能試験|イレギュラーな展開に動揺する

午後の技能試験は、距離の目測・鳥獣判別・銃の取り扱いの3つです。

私は第一種猟銃のみの受験なのでこの3つでしたが、わなや網の免許も取得する方はそれぞれの試験が加わるため、呼ばれるまでの待ち時間が非常に長くなります。

試験そのものが長いわけではなく、人数が多いから順番待ちになるだけなのですが…私が全工程を終えたのは16時過ぎで、それでもまだまだ試験が続いている方がたくさんいました。

距離の目測と鳥獣判別はスムーズにクリアできました。

距離の目測は外に出て、教官が指示する建物までの距離を目測で答えます。

鳥獣判別は教官が次々に提示する鳥獣を、狩猟の可否(狩猟できる鳥獣の場合は正式名称まで)を回答します。

予習さえしっかりしておけば、はっきり言って余裕です。

問題は銃の取り扱い試験でした(笑)。

通常、この試験では3名1組で銃の受け渡し動作を行います。

ところが、午前の学科試験で落ちた方がいたため人数の都合上、私は急遽2名での実施になりました。

予備講習会では一度もやっていなかったイレギュラーな展開に、内心かなり焦りました。

ただよくよく考えると、3人での受け渡しより2人の方が動作がシンプルで難易度的には下がります。

結果的にはラッキーだったかもしれません…とはいえ、ただでさえ緊張しているのにその中でのイレギュラーな展開は心臓に悪いです(笑)

合否は郵送で!約1ヶ月続く緊張感

試験が終わっても、当日中に合否がわかるわけではありません。

後日、郵送で結果が送られてくるという仕組みです。(今時珍しい)

自信はありました。

実技も特に大きなミスはなかったので…。

でも、今どき郵送で試験結果が届くまで約1ヶ月というのはなかなかない体験で、「ちゃんと合格しているよな…?」という謎のもやもやを抱えたまま日々を過ごすことになりました(笑)。

ただ!その分、封筒を開けて合格の文字を目にした時の安ど感は別格でしたね。

まとめ:狩猟免許試験=準備した人が確実に受かる試験

それでは最後に、狩猟免許試験を実際に受けてみてわかった流れと内容を簡単にまとめます。

【狩猟免許試験・当日の流れまとめ】

・午前:学科試験(講堂)→ 適性検査(視力・運動能力)
・昼休憩:構内で軽食 + 午後の実技を予習
・昼休憩後:午前の合否発表(合格者のみ午後へ)
・午後:技能試験(距離の目測・鳥獣判別・銃の取り扱い)
・当日は結果不明、郵送で約1ヶ月後に通知

合格率は7割程度と言われている狩猟免許試験ですが、受けてみて私が感じたのは、しっかり準備した人は確実に受かる、ということ。

逆に言えば準備不足で挑めば落ちるリスクがそれなりにある試験でもありますから、一発合格を目指してしっかり準備することをおすすめします!

今回の内容が、狩猟免許試験に向けて準備している方の参考に少しでもなれば幸いです。

ライター:遠藤葉月