狩猟免許を取得するまでの体験談【狩猟免許の受験申請編】
猟銃の所持許可についてこれまで複数の記事を書いてきましたが…、私はもうひとつの手続きを並行して進めていました。
それは、狩猟免許の取得です。
そもそも私が銃の所持許可を取得したい理由が、狩猟目的です。
「銃の所持許可が下りてから、そのあとで狩猟免許を取ればよくない?」と思う方もいるかもしれませんが、実は並行して取った方が良い理由があるのです。
今回はまず、狩猟免許を取るにあたって狩猟免許の受験申請に挑んだ体験を、見事なやらかし付きでまとめていきます(笑)。
銃の所持許可と狩猟免許、なぜ同時進行が必要なのか
冒頭でお話しした通り、狩猟目的で銃の所持許可を取りたい場合、「銃の所持許可」そして「狩猟免許」の2つの資格は同時進行で取った方が良いです。
まずはその理由についてお話ししますね。
狩猟には「狩猟期間」というものが定められています。
鳥獣保護管理法によって猟が許される期間は決まっており、その時期を外せばいくら免許があっても狩猟はできません。
そして、実際に狩猟を行うには「猟銃(銃砲)の所持許可」と「狩猟免許」の両方が必要です。
片方だけ先に取っても、もう一方の手続きを進めている間に今シーズンの狩猟期間が終わってしまう可能性がある。
だからこそ、できる限り同時進行で動くのが理想なのです。
これも同時進行で動いておくべき理由のひとつです。
受験申請の流れ:まず電子申請で「当選」を目指す
狩猟免許の試験を受けるには、まず「電子申請」か「郵送」でエントリーする必要があります。
試験は年間のスケジュールであらかじめ日程が決まっており、希望日を選んで申請する仕組みです。
令和8年度、今年の情報については私は以下のサイトを参考に申請を進めました(これは北海道の場合です)。
試験日は年間スケジュール制!申請後は抽選結果を待つ
受験申請をすれば全員が受験できるわけではなく、希望人数が多い場合は抽選になることもあります。
申請後しばらく待って、受験できることが確定すると「当選メール」が届きます。
実際に私に届いたメールがこちら。
私はこのメールを受け取ったとき、素直にほっとしました。
「これで受験できる!あとは試験当日に行くだけ!」と思って。
当選メールはスタートラインでしかなかった
ここで私は盛大にやらかします。
「当選メールが来た=あとは試験に行くだけ」だと思い込んでいたのですが、これが大きな間違いでした。
当選後、さらに「必要書類を石狩振興局環境生活課へ提出する」というステップが残っていたんです。
よく見ればメールの下部に書いているのですが、「当選した」という部分だけを見て「やったー」とメールを閉じたのです、私は(笑)。
しかも提出には期限があります。
このことに気づかないまま、メールを受け取って1週間ほど私はのほほんと過ごしていました。
猟友会を訪ねて発覚!翌日超特急で石狩振興局へ
出典:北海道猟友会札幌支部
「必要書類を石狩振興局環境生活課へ提出する」というステップがあると発覚したのは、猟友会の支部へ足を運んだときでした。
狩猟免許試験は、猟友会が主催する事前講習(予備講習)を受けておかないと合格が難しいと知人から聞いていたため、当選メールから1週間後、ふらっと猟友会の支部を訪問したのです。
「申請書の控えをください」の一言で事態に気づく
窓口で「予備講習に申し込みたいんですが」と伝えたところ、担当の方に「申請書の控えはお持ちですか?」と聞かれました。
「???」となりました(笑)。
当然窓口の人も「???」…
いったいこの人は何しに来たんだろうというけげんな表情だったのですが、私が何も理解していないと悟った瞬間苦笑い(笑)
担当の方は苦笑しながら「今発覚して良かったですね」と。
超特急で書類を揃えて石狩振興局へ駆け込む
猟友会を訪れたおかげで自分の不備に気が付いた私。
その日のうちに何が必要かを確認して、翌日超特急で書類を揃え、郵送だと期限が不安だったので石狩振興局環境生活課へ直接持ち込みました。
申請に必要な書類はこちらです。
・狩猟免許申請書(北海道収入証紙を所定欄に貼付。新規受験の場合1免許につき5,200円分)
※収入印紙と間違えないように要注意!・顔写真(6ヶ月以内撮影、縦3.0cm×横2.4cm)
裏面に撮影年月日と氏名の記載が必要・診断書(原本)
※銃の所持許可を受けている場合は銃所持許可証の写しで代替可能・受験票送付用封筒(定形封筒)
110円切手を貼付し、宛先を記入・北海道に住所を有することを証明する書類
住民票・運転免許証写し(裏表)・銃の所持許可証写し・マイナンバーカード写し(表面)など
いや、こんなに必要書類があるのに何もしてなかった自分にゾッとしましたね。
あと銃の所持許可で診断書を出してもらっていた私ですが、ここにきてまた必要なのかとガクっときました…またこのためだけに病院に行くのかと…まあ仕方ないんですけどね。
狩猟免許と銃の所持許可をどちらも同時進行で受けるという方は、一度病院に行った際に複数枚診断書を書いてもらうと良いと思います。
収入証紙は石狩振興局の入っている道庁別館1階のローソンでも購入できます。
↑小さくローソンが映っていますよね。
私は書類を提出する直前にローソンで購入した後、環境生活課の前の廊下でコソコソと申請書に貼り付ける作業をしました(笑)。
翌日また猟友会へ「今日は忘れ物ないですか?」と笑われた
窓口で直接申請した場合、その場で「申請書の控え(収受印つき)」をもらえます。
受験票は後日、自分で用意した返送用封筒(110円切手貼付)に入れて送られてきます。
控えを手にした私は、翌日また猟友会の支部へ…2日連続の訪問です。
担当の方に「今日は忘れ物はないですか?」と笑われて、恥ずかしかったですが(笑)
……ここで無事、狩猟免許の試験の申込、そして合格のための予備講習会への申し込みが完了しました。
余談ですが予備講習会の申し込み費用は、第一種猟銃で12,500円です、本当にお金がかかります(笑)
こちらが、予備講習会に申し込んだ際にもらった問題集とテキストです。
事前講習の内容についてはまた別の記事でまとめます!
まとめ:当選メールはゴールじゃない。書類提出の期限を忘れずに
狩猟免許の受験申請で最大の落とし穴は、「当選メールが来た後に、さらに書類提出がある」という二段階構造になっていることです。
提出期限を過ぎると受験資格を失うので、当選満足で放置するのは絶対にNG。
申請の流れを整理するとこんな感じです。
①電子申請または郵送でエントリー
②当選メールが届く ← ここで安心しない!
③必要書類を揃えて石狩振興局環境生活課へ提出(期限あり)
④申請書の控えをもらう
⑤猟友会の予備講習へ申し込む
⑥受験票が郵送で届く(試験1週間前目安)
繰り返しますが猟銃の所持許可と狩猟免許は、できる限り同時進行で動くのがおすすめです。
どちらかを後回しにすると狩猟シーズンを逃す可能性がありますし、猟銃の保管申請の際に狩猟免状のコピーが必要になる場面もあります!
今回の内容が、狩猟免許の取得を目指している方の参考に少しでもなれば幸いです。
ライター:遠藤葉月


