歴史ある寺院や美しい庭園を彩る紅葉シーズンも人気の京都。

しかし、清水寺や嵐山などの有名スポットは多くの観光客で賑わうため、「穴場でゆっくり楽しみたい」と感じている方も多いのではないでしょうか。

実は京都には、有名どころ以外にも紅葉を堪能できる魅力的なスポットがたくさんあるんです。

本記事では、混雑を避けつつ紅葉を満喫できる穴場スポットや混雑を避けるポイントを紹介します。秋の京都を満喫したい方は、ぜひ参考にしてくださいね!

京都でおすすめの紅葉穴場スポット6選

清水寺や嵐山などの王道エリアから少し離れると、京都にはゆったり紅葉を鑑賞できるスポットもあります。

ここでは、混雑を避けながら秋の京都を味わいたい方に向けて、おすすめの紅葉穴場スポットを6か所紹介します。

①神護寺(右京区・高雄)

京都市街の北西、高雄の豊かな自然に囲まれた神護寺。高雄・槇尾・栂尾からなる「三尾(さんび)」の一角で、市内でも早い時期から紅葉が楽しめる名所として知られています。例年の見頃は11月上旬から下旬頃です。

参道の長い石段を登りきった先に広がる、山肌を鮮やかに染め上げる紅葉は見ごたえ十分。アクセスに少し時間がかかる分、中心部の喧騒とは無縁の静かな秋散歩が楽しめますよ。

③圓光寺(左京区・一乗寺)

徳川家康によって開かれた歴史を持つ一乗寺の圓光寺。こちらの見どころは、主庭である「十牛之庭(じゅうぎゅうのにわ)」です。

秋深まるとカエデが一斉に色づき、足元に広がる青々とした苔とのコントラストが見事な景観が楽しめます。東山エリアなどに比べて観光客の人数が落ち着いているため、竹林や庭園を眺めるような、静かな時間を過ごしたい方に最適です。

③詩仙堂(左京区・一乗寺)

江戸時代の文人・石川丈山が結んだ山荘を起源とする詩仙堂(しせんどう)。座敷に腰を下ろし、額縁絵画のように庭園を眺められる人気のスポットです。

紅葉の時期には、洗練された庭園の木々が赤や黄に染まり、静寂の中で『ししおどし』の音が響く風情ある空間が広がります。一乗寺エリア自体が比較的落ち着いた雰囲気のため、ゆったりと心をととのえたい時にもぴったりです。

詩仙堂はししおどし発祥の地としても有名なんですよ♪

④三千院(左京区・大原)

市街地から北へ足を延ばした大原の地に佇む三千院。ここは境内全体が豊かな木々に覆われており、秋になると一面が鮮やかな秋色で満たされます。

特に「有清園(ゆうせいえん)」では、絨毯のように広がる緑の苔の上に朱色のモミジが舞い落ちる、絵画のような風景に出会えます。

可愛い「わらべ地蔵」と紅葉のコラボレーションも微笑ましく、日常を忘れて散策を楽しみたい人におすすめです。

⑤光明寺(長岡京市)

京都市の南西、長岡京市に位置する光明寺は「もみじの寺」としても名高いスポットです。

最大の見どころは、表参道から続く「もみじ参道」。頭上を覆い尽くす紅葉のトンネルは圧巻で、散り際になると足元まで赤い絨毯で埋め尽くされます。

素晴らしい紅葉が楽しめる場所でありながら、中心地の超有名エリアに比べて混雑はまだマシなため、落ち着いて写真撮影や散策を楽しみたい方におすすめの穴場スポットです。

⑥善峯寺(西京区・大原野)

西山の山中、約3万坪という壮大な境内を持つ善峯寺(よしみねでら)。標高が高いため、境内からは紅葉越しに京都市街を一望できる抜群のロケーションが魅力です。

高低差のある境内を巡ると、多宝塔や山門といった歴史的建造物と、山肌を彩る紅葉が織りなすダイナミックな景観が次々と現れます。

境内には樹齢600年以上を誇る国指定天然記念物「遊龍(ゆうりゅう)の松」もあり、圧倒的な枝ぶりと紅葉のコントラストは見応え抜群です!

京都の紅葉スポットで混雑を避けるポイント

京都には数多くの紅葉名所がありますが、特に清水寺や嵐山、東福寺などの人気エリアは、見頃の時期になると非常に多くの観光客で賑わいます。

そこでまずは、京都で混雑を避けながら紅葉を楽しむためのポイントを知っておきましょう。

人気エリアから少し離れた郊外を選ぶ

京都の紅葉をゆっくり楽しみたい方は、中心部の人気観光地から少し離れたエリアを選ぶのがおすすめです。

例えば、山間部に位置する高雄や大原、西京区周辺には、美しい自然に囲まれた歴史ある寺院が多くあります。

市街地の有名スポットと比べるとアクセスに時間がかかりやすいため観光客が集中しにくく、静かに紅葉を鑑賞できます。

早朝の時間帯や平日に訪れる

訪れる時間帯や曜日を工夫することも、混雑回避のポイントの一つです。

特におすすめなのが、開門直後などの早い時間帯です。比較的人が少なく、朝の澄んだ空気を楽しむのにぴったり。

また、可能であれば週末を避け、平日に訪れるのも良いでしょう。平日は観光客の波が分散しやすいため、写真撮影や庭園の鑑賞もゆっくり楽しみやすいはずです!

スポットによっては「早朝拝観」を行っている場合もあるため、事前に調べておくのがおすすめです。

まとめ

京都の王道スポットでの紅葉狩りも楽しいですが、少し場所を変えるだけで、混雑を避けることは可能です。

人混みを気にせず自分のペースで境内を歩き、腰を据えて庭園を眺めるという贅沢な過ごし方ができるのが、穴場スポットならではの醍醐味といえるでしょう。

同じ場所であっても、時間帯が違えばまったく異なる景色を楽しめるのも魅力の一つ。

「人混みを避けて落ち着いた秋を楽しみたい」「京都らしい風情にどっぷり浸かりたい」という方は、ぜひ今回ご紹介したポイントやスポットを参考に、秋の京都旅を計画してみてください。