とにかく居酒屋の数が多い北の歓楽街、すすきの。

ただ、お店の数が多い分当たり外れが激しいエリアでもあるのがすすきのの特徴です。

すすきので10年以上食べ飲み歩いてきた筆者である私も、これまで幾度となくお店選びで失敗してきました…(笑)

しかし逆に、ちゃんと選べばめちゃくちゃ満足できる店に当たるのもすすきのの面白さです。

この記事では、実際の失敗経験をもとに、すすきので居酒屋選びに失敗しないためのポイントをわかりやすくご紹介いたします!

すすきのは居酒屋の数が多すぎる

すすきの

すすきのは日本三大歓楽街のひとつとして知られていますが、実は「すすきの」という正式な地名はありません。

一般的には、東西が西1丁目〜西9丁目、南北が南3条〜南8条あたりまでのエリアを指すことが多いです。

この比較的コンパクトな範囲の中に、飲食店がぎっしり集まっているのが特徴です。

その数は約3,500〜3,800店舗前後とも言われており、数ブロック歩くだけで何十件ものお店が目に入ってきます。

つまり、ぱっと見で良さそうな店は無数にあるものの、適当に選べばハズレを引く可能性も十二分にあるエリアということです。

選択肢が多い=良いことにも思えますが、裏を返せば見極めが必要な街とも言えます。

実際に歩いてみると、同じ通りに似たような居酒屋が並んでいることも多くどこに入ればいいか迷います。
この選択肢の多さがすすきのの難しさでもあります。

すすきので失敗しない居酒屋選びのポイント

ここからは、すすきので10数年にわたり食べ・飲み歩きしてきた私が、実際に何度もお店選びで試行錯誤する中で見えてきた「失敗しない居酒屋選びのポイント」を紹介していきます。

できるだけ多く当てはまる店を選べば、満足度が上がること間違いなし!

失敗しない居酒屋選びのポイントはこの4つです。

  1. 雑居ビルの上階・地下を狙う
  2. メニューがシンプルな店を選ぶ
  3. 口コミは点数より内容を見る
  4. 客層と店内の雰囲気をチェックする

雑居ビルの上階・地下を狙う

すすきのでは、(私の経験上)ビルの上階や地下にある店ほど当たりの確率が高い傾向があります。

入りづらさがある分、観光客が少なく、地元のお客さんが多くなるからです。

路面店は目に入りやすく便利ですが、その分「とりあえずここにしよう」のノリで入る観光客が多くなり、混雑しているものの内容がイマイチ…というパターンも少なくありません。

人目に付きにくいお店は最初は入りづらいと感じるかもしれませんが、こういう店に入ったときの満足感は高くなる傾向がある、というのが私の体感です。

メニューがシンプルな店を選ぶ

料理の種類が多すぎる店は少し注意が必要です。

なぜなら専門性が高くなく、どれも平均的な味にまとまっているパターンが多いから。

逆に、メニューがある程度絞られている店は「これを食べてほしい」という軸がはっきりしていて、特化した素材を揃えていたり、味を極めている可能性大。

  • 海鮮専門店
  • 焼き鳥専門店
  • おでん専門店

などなど、こういったテーマをはっきりと主張しているお店の方が、料理の満足度は高くなる傾向があります。

口コミは点数より中身を見る

居酒屋を選ぶ際にネット上で評判を調べる方は多いと思いますが、評価の数字だけで判断するのはおすすめしません。

実際に読むべきなのは、口コミの内容です。

星がいくつついているか、平均の評価が何点か…というところよりも、ぜひ以下のポイントに絞って口コミの内容までチェックしてみてください。

  • 料理の具体的な感想が書かれているか
  • 接客や雰囲気について触れているか
  • 写真が実際の料理に近いか

口コミの総数が極端に多いのに抽象的なコメントばかりの場合や、点数・星のみの評価ばかりのお店は少し注意が必要です。

なぜなら、レビューサイトで口コミを書くことによって割引や1品サービスといった特典を強調しているお店は意外と多く、実態に比例していない評価がついているケースがかなり多いからです…。

個人の経験上、こうした口コミ・評価の協力を前面に押し出していないお店の方が質は高い傾向にあります。
そういったことをしなくても、本当においしいと感じた人が自分の意志で評価するからです。

客層と店内の雰囲気をチェックする

お店に入る前に、軽く中の様子を見るのも大切です。

地元のお客さんが多そうか、落ち着いて食べられそうかを見るだけでも判断材料になります。

  • カウンターに常連っぽい人がいる
  • 騒がしすぎず落ち着いた雰囲気
  • スタッフとお客さんの距離感が自然
  • インバウンドのお客さんで埋まっていない

このあたりを満たしているお店は、安心して入れるケースが多いです。

少し立ち止まって店内を見てみましょう。
慣れると「なんとなく良さそう」が当たるようになりますよ。

【シーン別】すすきのでおすすめの居酒屋選び

同じすすきのでも、「誰と行くか」「どう過ごしたいか」で正解の店は変わります。

選び方の基準だけでなく、シーンに合わせてお店を選ぶこともかなり重要。

というわけでここでは、よくあるシチュエーションごとに外しにくい選び方をまとめました。

デートで失敗しない店選び

デートの場合は雰囲気がかなり大事になります。

着目すべきポイントはこのあたり。

  • カウンター席がある…会話しやすい
  • 照明が落ち着いている…明るすぎない
  • 席間が広め…周りが気にならない
  • 内装にこだわっている…デートの雰囲気アップ

ガヤガヤした居酒屋だと会話がしづらくなるので、少し落ち着いた系のお店を選ぶと安心ですよ。

料理が多少普通でも、空間が良いと満足度は上がりやすいです。

友達飲みで外さない店選び

友達同士なら気楽さとバランスを重視するのがポイント。

料理・価格・席の使いやすさ、この3つが揃っている店が理想です。

チェックしたいのはこのあたり。

  • テーブル席が多い・広い=複数人で使いやすい
  • 料理のジャンルが偏りすぎていない=食べ物のチョイスが豊富
  • ドリンクの種類が豊富=お酒の好みがあってもみんな楽しめる

上記の条件に合うのはだいたい大衆居酒屋になってきますが、可能であれば事前に口コミで料理・お酒の提供のスピードなど確認しておくと良いでしょう。

人数が多いほど、提供スピードが遅い店だと盛り下がってしまいます…。

人数が多い場合は、事前に席だけでも押さえておくと安心。
特に週末のすすきのは満席になる居酒屋も珍しくありません。

一人飲みで入りやすい店選び

一人飲みの場合は入りやすさが一番重要です。

目安としてはこんな感じです。

  • カウンター席メイン
  • 外から店内の様子が見える
  • スタッフとの距離感がちょうどいい

逆に、大人数向けの店や個室中心の店は一人だと入りにくいだけでなく、居心地もいまいち。

一人飲みは慣れもありますが、カウンターのある店、もしくはカウンターだけのこじんまりしたお店を選ぶだけでかなりハードルは下がります。
最初は入りやすそうな店から試していくのがおすすめです。

まとめ:すすきのの居酒屋は選び方で満足度が変わる

すすきのは飲食店の数が多く、どこに入ってもそれなりに楽しめそうに見えるかもしれません。

しかし実はお店ごとの差が大きく、選び方を間違えると後悔してしまうケースが少なくありませんし、実際に私も何度も失敗してきました…。

ただ逆に言えば、少しポイントを押さえるだけで当たりのお店に出会える確率は格段に上がります。

今回紹介したように、立地やメニューの特徴、口コミの見方、そしてシーンに合わせた選び方をぜひ意識してみてください。

それだけで、「また行きたい」と思えるお店に出会える可能性はかなり上がるはずですよ!

ライター:遠藤葉月