40代での転職を考えると、「今から新しい仕事に挑戦できるかな?」「転職に役立つ資格を取ったほうがよいのかな?」と悩む方も多いと思います。

これまでの経験を活かして転職する場合も、未経験の仕事を目指す場合も、資格をどのように活かすかは迷いやすいところですよね。

そこで今回の記事では、40代女性の転職に活かしやすい資格を紹介します。

資格を取得する前に確認しておきたいポイントも解説しますので、転職に向けて資格取得を考えている方は参考にしてください。

40代女性の転職におすすめの資格7選


資格を選ぶときは、取得しやすさだけでなく、転職後にどのような仕事で活かせるかも確認しておきたいところです。

ここでは、40代で転職を検討する女性におすすめの資格を7つ紹介します。

登録販売者

登録販売者は、ドラッグストアや薬局などで「一般用医薬品」の販売に携わるための資格です。医薬品の知識を身につけられるため、販売職への転職を考えている方に向いています。

これまで接客や販売の仕事をしてきた方なら、培ってきた接客経験と登録販売者の知識を組み合わせてアピールできるでしょう。ドラッグストアなどで働きながら、資格を活かしてキャリアアップを目指すこともできます。

医療事務

医療事務は、病院やクリニックなどの医療機関で、受付や会計、診療報酬請求などを担当する仕事です。医療事務には複数の民間資格があり、資格取得を通じて業務に必要な知識を学べます。

医療事務の経験がない場合でも、資格の勉強を通じて医療保険制度や診療報酬などの基礎知識を身につけられるため、未経験から医療機関への転職を目指す際の準備として活用できます。

医療事務には国家資格はありません。

MOS

MOS(Microsoft Office Specialist)は、WordやExcelなど、Microsoft Office製品の操作スキルを証明する国際資格です。事務職ではパソコンを使う業務が多いため、基本的な操作スキルを身につけたい方におすすめです。

一般レベルと上級レベルがあり、一般レベルはパソコン初心者でも合格を目指せるレベルです。Microsoft Office製品は多くの企業で使われているため、資格がなくても活用している人も少なくありません。

そのため、40代での転職でMOSの資格取得を検討するのであれば、上級レベルを目指しましょう。

ITパスポート

ITを活用するための基礎知識を網羅的に証明できる国家資格です。セキュリティやネットワークだけでなく、マーケティングや経営戦略といったビジネス全般の知識も幅広く学べます。

近年、業種を問わずDX(デジタルトランスフォーメーション)を進める企業が増えているため、IT系以外の職種であってもITリテラシーが高く、新しいシステムにも抵抗なく対応できる人材としてアピールできます。

出産・育児等で職歴にブランクがある方や、業務のデジタル化に対応できることを証明したい方におすすめです。

宅地建物取引士

宅地建物取引士は、不動産の売買や賃貸などに関する重要事項の説明や、重要事項説明書への記名などを行うために必要な国家資格です。

年齢や学歴、実務経験などの制限はなく誰でも受験できる資格となっていますが、宅地建物取引士としての登録には2年以上の実務経験が求められます。

登録実務講習を受ければ、実務経験がない方でも登録可能になります。

FP技能検定

FP技能検定は、家計管理や金融、税制、不動産、相続など、お金に関する幅広い知識を学ぶための国家資格です。

金融機関や保険会社などへの転職を考えている方だけでなく、現在の仕事に金融や社会保障などの知識を加えたい方にも役立ちます。試験は1級〜3級の3段階あり、それぞれ学科試験と実技試験が行われます。

なお、2級や1級には受検資格の条件があるため、受験前に確認しておきましょう。

介護福祉士

介護福祉士は、介護に関する高い専門知識と技術を証明する国家資格です。取得すると資格手当が付くなどキャリアアップや収入面での強みになります。

社会人が介護福祉士を取得するには、「3年以上の実務経験」と「実務者研修の修了」が必要になります。

そのため、未経験から始める場合は、まず現場で介護職として働きながら、実務経験を積んで受験を目指すのが一般的なステップです。

40代女性が資格取得を目指す前に確認したいポイント

ここからは、資格取得を目指す前に確認しておきたい3つのポイントを紹介します。

せっかく資格を取得しても転職先で活かせなかったということにならないよう、以下のポイントを確認しておきましょう。

①転職先で資格が必須か確認する

資格を取得してから転職活動を始めるのではなく、まずは希望する求人を確認してみましょう。求人によって資格が必須とされている場合もあれば、資格がなくても応募でき、実務経験やスキルが重視される場合もあります。

資格が必須ではない場合は、資格取得に時間をかけるよりも転職活動を進めるほうがよい可能性もあります。まずは、希望する求人で資格がどのように扱われているのかを確認しておきましょう。

②資格取得にかかる時間や費用を確認する

資格によって、試験勉強に必要な期間や受験料は異なります。独学で取得を目指せる資格もあれば、通信講座やスクールを利用することで、受講料などの費用がかかる資格もあります。

また、資格取得には勉強時間の確保も必要です。転職活動と並行して資格を取得する場合は、仕事や家庭との両立も考え、無理なく勉強を続けられるかを確認しておきましょう。

③資格取得後の働き方まで考える

資格を取る際に注意したいのが、資格の取得自体を目的にしないことです。そのため、取得後にどのような仕事をしたいのかを明確にしておきましょう。

気になる資格が見つかったら、その資格を活かせる求人を確認し、仕事内容や給与、勤務時間などもチェックしてみてください。資格取得後の働き方までイメージしておくと、転職に向けて準備を進めやすくなりますよ。

40代の転職では、資格だけに頼るよりも「これまでの実務経験」に「新しい知識・資格」を掛け合わせることが大切です。

まとめ

40代からの転職では、これまでの仕事で培ってきた経験を、これからの仕事にどうつなげるかを考えることが大切です。

資格の取得を目指すのであれば、転職先で求められる知識やスキル、取得後の働き方を踏まえ、自分のキャリアに合った資格を選ぶことを意識してみてください。

さらに、資格を取ることだけを目的にせず、その知識を転職後にどう活かしたいのかまで考えることで、今後のキャリアを見直すきっかけにもなります。

これまでの経験も活かしながら資格を取り、より良い条件の転職につなげていきましょう!