久しぶりに会う友人と「おいしい料理と日本酒をとことん楽しもう」という夜がありまして。

2026年6月のある夜、すすきのにある【和膳 功 北海道朝市直営店】へ行ってきました。

ちょっとハードルの高そうなお店なのでは?と思いながら向かったのですが、これが本当に大当たり。

久しぶりの再会に、料理に、日本酒に、最高の夜になりました。

今回はその体験を、写真豊富にまるっとレポートします!

和膳 功ってどんなお店?基本情報

【和膳 功 北海道朝市直営店】は、すすきのにある和食と日本酒が楽しめるお店です。

「北海道朝市直営店」の名が示す通り、旬の食材・鮮度にこだわった料理が売りで、ラインナップには普段なかなかお目にかかれない珍しい食材も登場します。

店内はカウンターのほかに個室が多数あり、デートや大人の会食にも向いています。

全席喫煙可なのも今時珍しいポイントのひとつですね。

【和膳 功 北海道朝市直営店】の基本情報がこちらです。

項目 内容
店名 和膳 功 北海道朝市直営店
住所 北海道札幌市中央区南5条西4丁目7-1 N.SQUAREビル7F
アクセス 地下鉄南北線「すすきの駅」徒歩―分
営業時間 月~土: 17:00~翌0:00 (料理L.O. 23:00 ドリンクL.O. 23:30)
定休日
不定休
電話番号 011-211-4808
席種 カウンター席、個室
喫煙 全席喫煙可
予約

…余談ですがこのお店、すすきののビルの上階にあるのですが、そのビルがいわゆる「飲み屋ビル」でして。

ニュークラブなどの女性店が多く入るビルで、エントランスからすでに「ここ入っていいのかな私……」というオーラが漂っていて。

↑実際の写真です

先に現地に着いた私は一人でエレベーターを上がる勇気が持てず、ビルの下でただひたすら友人を待ちました(笑)。

↑「これでもか」というくらい女性店にサンドされている【和膳 功】

ちなみにこれはすすきので役立つ豆知識ですが、「N.(エヌ)」から始まる名前のビルは、ニュークラブを中心とした女性店が多く入っている傾向があります。

そういうビルに入っている飲食店は、同伴利用を意識しているせいか雰囲気も味もしっかりしたお店が揃っていることが多い印象です。

見た目に怯まず、ぜひ上まで上がってみてください(個人の見解です)。

【和膳 功 北海道朝市直営店】の店内

友人と合流し、一人では気後れしたビルのエレベータに乗り込んでいざ入店。

奥へ奥へと続く広い店内は、カウンター以外のすべての席が個室になっています。

私も友人もカウンター席が好きなので、予約の時点でカウンターをお願いしていました。

目に飛び込んでくるオープンキッチンと丁寧に並んだ包丁たち

カウンターに座って正面を見ると、オープンになった調理スペースが目の前に広がっています。

さらにその奥にもキッチンがある、二層構造のような造り。

最初に目を引いたのが、壁に美しくディスプレイされた包丁の数々。

「お高そうな包丁が綺麗に並んでいる」という表現しかできないのが申し訳ないのですが、なんというか、職人のアトリエのようでした。

そして働いている方たちは全員、白い調理衣。

「THE 料理人」という出で立ちで、見ているだけで背筋が伸びます。

あと、珍しいなと感じたのが全席喫煙可能であること。

最近はほとんどのお店が分煙か禁煙なので、喫煙者の方には朗報かもしれません。

ちょうどいい距離感の接客!さりげないサービスに感動

※お通しで出てきた「湯葉」「かすべの煮凝り」「水ナスのおひたし」

さっそくお料理の話に入りたいところですが、まずは接客についてぜひ書き残しておきたいことがあるのでそちらから。

【和膳 功 北海道朝市直営店】接客は個人的にものすごく好みでした。

お客さん同士の会話や空気感を壊さない距離感を保ちながら、メニューにない限定の料理やお酒の情報もさらっと教えてくれる。

過剰に話しかけてくるわけじゃないのに、必要なことはきちんと伝えてくれる…この塩梅が絶妙でした。

大衆居酒屋のフレンドリーな接客ももちろん好きなのですが、そういったお店とはまた雰囲気が全く違う接客が新鮮でしたね。

そして特にテンションが上がったのが、日本酒をオーダーしたときのこと。

「而今」(じこん)をグラスに並々注いでもらい楽しんでいたところ、ボトルを確認したスタッフさんが、あと少しで飲み切りそうな分量を…サービスで継ぎ足してくれたんです。

「あと少しなので…いかがですか?」と一言を添えて。

こういうさりげないサービスに弱いんですよ、私。

思わず友人と顔を見合わせて喜んでしまいました(笑)。

この夜いただいた料理たち

ここからがこの記事の本題です。

お店の名前に「北海道朝市直営店」とついている通り、素材へのこだわりは本物。

その日のメニューには季節の食材がふんだんに取り入れられており、普段なかなか出会えない珍しい食材も並んでいました。

珍しい一品との出会い

まず、この日のメニューを見て最初に目が止まったのが「ばくらい」という一品。

名前だけでは何のことかさっぱりわからなかったので聞いてみたところ、ホヤとなまこの腸(このわた)の塩辛のことだそうです。

「このこ」とも呼ばれる高級珍味で、私はこのとき初めてその存在を知りました。

珍しいもの・食べたことがないものに飛びつく性格なので、即オーダー。

いただいてみると、磯の風味がしっかりあって、日本酒との相性が抜群!

好き嫌いはかなり大きく分かれる独特の味ですが、珍味好きの私は感動しました。

こういう「ここでしか出会えなかった一品」があるのが、こだわりのお店に来る醍醐味だなあと実感しましたね。

素材をシンプルに引き出した料理の数々

ばくらい以外にも、この日はたくさんの料理をいただきました。

この日オーダーした料理一覧
・ばくらい
・水だこと九条葱わさび和え
・鯵とセロリ南蛮漬け
・茶ぶりなまこ酢
・太刀魚のお造り
・活つぶ貝のお造り
・ヤングコーンの炭焼き
・南高梅天ぷら
・白えび唐揚げ

一部、写真を紹介しますね。

まず、こちらは太刀魚のお造りと活つぶのお造りです。

太刀魚のお造りはなかなか食べられない一品。

スーパーで太刀魚を見ることはあっても、刺身で食べる機会ってそうそうないんですよね。

淡白だけどしっかり旨みがある、上品な味わい。

活つぶ貝のお造りはコリコリとした食感で、大きめなカットで豪勢にいただきました。

続いて、ヤングコーンの炭焼きと南高梅の天ぷら、白えびの唐揚げです。

ヤングコーンの炭焼きはシンプルながら香ばしさが際立っていて、南高梅の天ぷらは「そういう食べ方があったか!」という発見でした。

白えびの唐揚げはサクッと軽く、箸が止まらない…。

どれも共通しているのは、余分なものを足さず、素材の良さを最大限に引き出しているという点。

食べるたびに「あ、これ本当においしい」という感覚が積み重なっていきました。

結果…私はお酒を飲むときはあまり料理の量は食べられないタイプなのですが、あまりのおいしさに追加で3品オーダー(笑)

水だこと九条葱わさび和え、鯵とセロリ南蛮漬け、茶ぶりなまこ酢です。

個人的には茶ぶりなまこ酢が非常に気に入りました。

絶妙な酢の加減、これまた大きめなカットで歯ごたえ抜群。

どれも完全にお酒のアテという感じで、この日はビール1杯、日本酒4種類、芋焼酎2種類を料理と合わせながら満喫しました!

まとめ:大衆居酒屋とは違う「洗練」を求める夜に

私はわいわい距離が近い大衆居酒屋の楽しさも大好きです。

ただ、久しぶりに会う大切な友人とゆっくり話しながら料理とお酒を楽しみたい夜には、【和膳 功 北海道朝市直営店】のようなシンプルで洗練された接客のお店がいいな、と感じました。

ちょっとハードルが高そうなビルに入っている、隠れ家和食店。

接客も雰囲気も料理もお酒も、非の打ちどころがないとてもおすすめのお店です!

勇気を出して(あるいは友人を待って(笑))、ぜひ扉を開けてみてください。

ライター:遠藤葉月