【笹竹豊作!】北海道で人生初の山菜取りに挑戦した体験談
先日、山菜取りを趣味にしている知人に誘っていただき、人生初の山菜取りに挑戦してきました!
取れた笹竹は1時間で約20キロと大豊作!
ただ、初めてだからこそわかった「これは知っておかないとまずい」ということもたくさんありました…。
今回は、そういった山菜取りに関する注意点、そして北海道の山奥へ笹竹を取りに行った体験を詳しくレポートします!
笹竹(ネマガリタケ)ってどんな山菜?
▲今回実際に収穫した笹竹
まず、今回取りに行った「笹竹」について簡単にご説明します。
笹竹とは、正式名称を「ネマガリタケ(根曲がり竹)」といい、雪の重みで根本から曲がって生えることからその名前がついた、北海道を代表する山菜のひとつ。
本州でよく見るような太いタケノコとは異なり、細くて小さいのが特徴。
旬は5月下旬〜6月頃で、アクがなく上品な甘みと香り、シャキシャキとした歯ごたえが楽しめます。
道民にとっては春の風物詩ともいえる存在です。
今回の目的地:賀老高原キャンプ場
向かったのは、北海道島牧郡島牧村にある「賀老高原キャンプ場」の、さらに奥の山中です。
まずはキャンプ場の情報をご紹介します。
住所:北海道島牧郡島牧村賀老
営業期間:6月中旬〜10月中旬
駐車場:普通車100台・大型4台(無料)
問い合わせ:島牧村役場 0136-75-6214
周辺:日本100名瀑「賀老の滝」まで約1.5km
※営業期間・詳細情報は変更になる場合があります。最新情報は島牧村公式サイトでご確認ください。
賀老高原キャンプ場は、ブナの原生林や日本百名瀑のひとつ「賀老の滝」が近くにある、大自然に囲まれたキャンプ場。
GoogleMapをご覧いただければわかると思いますが、完全なる山奥です。
そして、札幌からの距離がとにかく遠い。
高速道路を使っても片道約3時間かかります。
北海道って広いですね…。いざ山の中へ!初めての笹竹取り体験
キャンプ場に到着してから、知人と一緒にさらに山の中へ入っていきます。
ここからが本番…山菜取り初体験ならではの驚きと恐怖が、次々と押し寄せてきました。
ヒグマのフンを何度も発見!北海道の山の洗礼
山道に入って間もなく…いや、もう即座と言ってもいいほどのスピードでヒグマのフンを確認しました(笑)。
いや、全然笑えない。
しかも1か所だけではなく、歩いているうちに何度も目にしました。
(さすがに写真を撮る余裕なし)
北海道の山菜取りにおいてヒグマは本当に笑えないリスクです。
今回は以下の装備を携帯していましたが、知人曰く「これでも最低限」とのこと。
・サイレン:クマ対策&藪の中で迷子にならないための対策
・爆竹:クマを追い払うための手段
・クマスプレー:万が一の至近距離での対応用
「北海道の山菜取りは、クマと遭難が最大のリスク」と知人から何度も聞かされていましたが、実際にフンを目にすると「本当にいるんだ」と背筋が冷えました。
最近はニュースでもしょっちゅう報道されているように、クマ被害が相次いでいるのでなおさら怖かったです…。
少しでも山菜取りに行った先の雰囲気が伝わるよう、実際に入った山の中の写真を一部掲載します。
▲山道に入る手前にあった川
▲実際に入った藪
ヌカカの猛攻撃に完敗…虫対策の重要性
クマに次いで今回の試練となったのが、「ヌカカ」という小さな虫です。
蚊よりもさらに細かい虫で、6月頃の北海道の山では大量発生することがあります。
引用:TBS NEWS DIG
| 名称 | ヌカカ(糠蚊) |
|---|---|
| 大きさ | 約1〜3mm程度 |
| 発生時期 | 春〜秋(特に初夏〜夏) |
| 主な生息場所 | 河川・湖沼・湿地・草むら・海辺周辺 |
| 特徴 | 蚊よりも小さく網戸をすり抜けることもある |
| 被害 | 吸血されると強いかゆみや腫れが数日〜数週間続くことがある |
| 対策 | 長袖・長ズボンの着用、虫除けスプレーの使用 |
私はつなぎを着ていたので大丈夫だろうと思っていたのですが……全身10か所以上を刺されました。
刺された場所は腕、足首、そして最悪なことにおでこ。
あまりに見た目がグロテスクなので写真の掲載は控えます(笑)
つなぎの上からでも隙間を見つけて入ってくるほど、ヌカカの突破力はすさまじかったです。
普通のサイズの蚊なら、たかってきた時点で多少は気づけたのかもしれませんが、ヌカカは小さく、かゆくなるまで刺されたことにすら気が付きませんでした。
なお、虫対策についてはすっかり私の頭からは抜けていたので、つなぎを着ていた以外は丸腰…。
山菜取りの醍醐味=見つけた瞬間のアドレナリンと食べたときの感動
装備の話が続きましたが、笹竹取りそのものは本当に楽しかったです!
藪の中をかき分けながら進んでいくと、笹竹がびっしりと群生している場所に出くわす瞬間があります。
あのときのアドレナリンの放出はすごかったです(笑)。
手を伸ばせばいくらでも取れる状況に、夢中になってしまって時間を忘れました。
結果、約1時間で20キロほどの笹竹を収穫!
▲キャンプ場の水場と笹竹
帰宅後に焼いて皮をむき、マヨネーズと味噌で食べた新鮮な笹竹は、感動するほどおいしかったです。
アク抜き不要で香りも甘みも上品…取りに行く価値が十分あるな、と感じましたね。
だからこそ、危機管理を怠ってはいけないと強く感じました。
まとめ:初めての山菜取りは、必ず経験者と一緒に
今回の経験で一番強く感じたのは、山菜取りはいきなり一人で行くのは絶対ダメということです。
笹竹が取れる場所、適切な装備、クマや遭難への対処、虫対策……これらはすべて、経験者に教えてもらって初めてわかることばかりでした。
今回は山菜取りのベテランである知人が一緒にいてくれたからこそ、楽しい体験として終わることができました。
一人で山に入る方も多いようですが、私はおそらくそれだけは一生無理だと思います…。
楽しさと危険が隣り合わせの山菜取りですが、しっかり準備して経験者と一緒に行けば、その魅力は本物。
今回の内容が、山菜取りに興味を持っている方の参考に少しでもなれば幸いです。
ライター:遠藤葉月


