この記事では、縦横比ごとの“実際の出力解像度(px)”を一覧化しつつ、用途別の選び方を最短で整理します。

出力解像度は、GoogleのGemini API公式ドキュメントに掲載されている表を基準にしています。

※本記事の検証はGeminiアプリで行っています。
px一覧は「Nano Banana Pro(Gemini 3 Pro Image)」の仕様に基づきますが、Geminiアプリでは解像度の指定が効かず、出力が固定される場合があります。
確実に比率や1K/2K/4Kを切り替えたい場合は、AI Studio/API/Vertexなど設定項目で指定できる環境が必要です。

Nano Banana Proで作れる画像サイズ一覧(対応アスペクト比×1K/2K/4K)

Nano Banana Proは、指定できる比率が10種類あります。

さらに(1K/2K/4K)を組み合わせることで、同じ比率でも出力解像度(px)が変わります。

【一覧】Nano Banana Proの出力解像度(px)

指定値(アスペクト値)は以下の通りです。

1:1 / 2:3 / 3:2 / 3:4 / 4:3 / 4:5 / 5:4 / 9:16 / 16:9 / 21:9

アスペクト比 1K 2K 4K
1:1 1024×1024 2048×2048 4096×4096
2:3 848×1264 1696×2528 3392×5056
3:2 1264×848 2528×1696 5056×3392
3:4 896×1200 1792×2400 3584×4800
4:3 1200×896 2400×1792 4800×3584
4:5 928×1152 1856×2304 3712×4608
5:4 1152×928 2304×1856 4608×3712
9:16 768×1376 1536×2752 3072×5504
16:9 1376×768 2752×1536 5504×3072
21:9 1584×672 3168×1344 6336×2688

 

用途別:画像サイズ早見表(対応アスペクト比は10種類)

用途(よくあるシーン) まず選ぶ比率 代替・併用候補 こういう理由で向きます
SNSフィード投稿(正方形) 1:1 4:5 / 5:4 正方形前提でトリミング耐性が高いです
SNSフィード投稿(縦寄りで目立たせたい) 4:5 3:4 / 2:3 画面占有率を上げやすく、被写体を大きく見せられます
ストーリー/ショート/リール(縦動画系) 9:16 3:4 / 2:3 縦視聴の標準で、上下の余白設計がしやすいです
ブログ記事のアイキャッチ(写真っぽく自然) 3:2 4:3 / 16:9 カメラの定番比率で、写真表現に寄せやすいです
解説図・資料・スライドの挿絵(図解向き) 4:3 16:9 図と余白のバランスが取りやすく、情報が詰まりすぎません
YouTubeサムネ/OGP/Webの横長バナー 16:9 21:9 / 3:2 横長前提の配置(タイトル・ロゴ)がしやすいです
映画っぽい横長ビジュアル(キービジュ、ヘッダー) 21:9 16:9 横方向の空気感・余白で“シネマ感”を作りやすいです
書類写真・カード風・UIモック(横長だけど詰めたい) 5:4 4:3 / 1:1 4:3より少し横長で、情報を詰めやすいです
商品画像・作品画像(縦横どちらにも振りやすい) 5:4 or 4:5 1:1 正方形より少し伸ばせるので、用途に合わせて寄せやすいです
ポスター/表紙っぽい縦(“縦の絵”として見せたい) 2:3 3:4 / 9:16 縦の比率が強く、人物やタイポ中心の構図に向きます

 

画像サイズ比較ギャラリー(アスペクト比10種類)

1:1(正方形)

Nano Banana Pro 画像サイズを比較|1:1(正方形)

2:3(縦長)

Nano Banana Pro 画像サイズを比較|2:3(縦長)

3:2(写真比率)

Nano Banana Pro 画像サイズを比較|3:2(写真比率)

3:4(縦寄り)

Nano Banana Pro 画像サイズを比較|3:4(縦寄り)

4:3(標準)

Nano Banana Pro 画像サイズを比較|4:3(標準)

4:5(縦寄り)

Nano Banana Pro 画像サイズを比較|4:5(縦寄り)

5:4(やや横長)

Nano Banana Pro 画像サイズを比較|5:4(やや横長)

9:16(縦長)

Nano Banana Pro 画像サイズを比較|9:16(縦長)

16:9(横長)

Nano Banana Pro 画像サイズを比較|16:9(横長)

21:9(超横長)

Nano Banana Pro 画像サイズを比較|21:9(超横長)

用途別に失敗しない判断基準(縦横比→1K/2K/4Kの順で選ぶ)

Nano Banana Proで画像サイズを選ぶときは、解像度を上げるほど画質が良くなる一方で、生成コストや扱うデータ量も増えます。

そこで大切なのは、「高解像度にすべきか」を感覚ではなく、用途に沿った判断基準で決めることです。

ここでは、1K/2K/4Kの違いが出やすいポイントと、失敗しにくい選び方を整理します。

まず優先するのは解像度ではなく縦横比です

最初に決めるべきは、どれが最終用途に合うかです。

縦横比がズレたまま後から切り出すと、被写体が欠けたり、必要以上に拡大することになって、結果として画質が荒れやすくなります。

解像度の差よりも、縦横比が合っているかどうかの方が満足度に直結しやすいです。

解像度差が効きやすいのは「文字・細線・反復模様」です

1K→2K→4Kで違いが出やすいのは、面の大きい部分よりも、情報量が密な部分です。

具体的には、文字の可読性、ロゴや輪郭のギザつき、布目や髪などの反復模様、暗部のノイズ感判断材料になります。

YouTubeサムネやスライド背景のように「文字を載せる」前提なら、2K以上の効果を感じやすいです。

スマホ中心なら「2Kを基準」に考えると迷いにくいです

SNS投稿や縦動画のサムネなど、閲覧がスマホ中心の用途では、1Kでも成立する場面はあります。

ただし、トリミングや再利用(別サイズへの展開)を考えると、2Kを基準にしておくと手戻りが減りやすいです。

迷ったら2K、という判断は現実的な落としどころになりやすいです。

WebやSNSは圧縮される前提で“過不足”を考えます

Web掲載やSNS投稿では、アップロード時に圧縮がかかることがあります。

そのため、生成時点での差がそのまま表示されるとは限りません。

だからこそ、用途の前提(縦横比・表示サイズ・トリミング量)に合わせて、必要十分な解像度を選ぶのが合理的です。

まとめ

Nano Banana Proの画像サイズ選びは、まず縦横比(1:1/16:9/9:16)を用途に合わせて固定し、その上で1K→2K→4Kを「必要な精細さ」に応じて上げるのが最短ルートです。

公式表では、たとえば16:9は1K=1376×768、2K=2752×1536、4K=5504×3072と、段階ごとに明確なpxが定義されています。

迷う場合は、実運用の基準として2Kを中心に据え、文字や細部が重要な場面だけ4Kに上げる運用にすると、画質と扱いやすさのバランスが取りやすいです。