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ChatGPTの領収書どこで取れる?知らないと損する発行手順を分かりやすく解説

ChatGPTの領収書どこで取れる?知らないと損する発行手順

「経費にしたいのに、ChatGPTの領収書がどこにもない…」
そんな状態だと、締め日や確定申告が近づくたびにソワソワしますよね。

結論から言うと、OpenAIに直接クレカ課金しているなら設定 → アカウント → 支払い → 管理」から開くと過去の請求書/領収書PDFがまとまっています。

一方で、iPhoneアプリからのApp Store課金/AndroidのGoogle Play課金だと、領収書の発行元はApple/Google 側に変わります。

ChatGPTの領収書はどこで発行できる?まず結論と全体像を整理

無料版には領収書は出ない

ChatGPTの無料プランは、そもそも料金が発生しないため、領収書や請求書のような書類は発行されません。
「請求」メニュー自体が表示されない状態なら、無料利用の可能性が高いです。

有料版の種類:Plus/Go/Pro/Business(旧Team)/Enterprise

一般的な有料プランは、ざっくり次のイメージです。

  • 個人向け:ChatGPT Go/Plus/Pro などのサブスク
  • 小〜中規模チーム向け:ChatGPT Business(以前のChatGPT Team)
  • 大企業向け:ChatGPT Enterprise

いずれも「どこから契約したか」(Webか、Appleか、Googleか)で領収書の取得元が変わります。

ブラウザ版とスマホアプリ版の違いは「見せ方」だけ

Webブラウザ(PC/スマホ)

chatgpt.comにログイン → ChatGPTの設定画面から請求ポータルを開き、請求書PDFをダウンロード

スマホアプリ(iOS/Android) 

アプリ内の「設定」から同じ請求画面に飛ぶか、そもそもApple/Google経由で課金しているケースもあります。

書類の名称:Invoice/Receiptは日本の領収書の「相当書類」

OpenAI側から発行されるのは、一般的に

  • Invoice(請求書)
  • Receipt(領収書・支払い済みの証憑)

といった英語表記のPDFです。


日本の税務上は、海外事業者からのインボイス・領収書にあたる証憑として扱われるケースが多く、経費精算や確定申告に添付して使われます

経費・確定申告で使えるかどうかの考え方

  • 金額・通貨・日付・利用者名(名義)
  • サービス名・期間がPDF上で確認できる
  • 決済に使ったクレジットカードの明細と金額が一致している
  • (日本の事業者なら)日本円換算の根拠が説明できる

このあたりを満たしていれば、一般的には経費として十分説明しやすい書類になります。
ただし最終判断は、会社の経理規程や税理士さんに確認するのが安心です。

ChatGPT有料プランの領収書発行手順

ここでは、chatgpt.comクレジットカード課金をしている場合の流れをまとめます。

領収書発行手順

  1. PCのブラウザで chatgpt.com にアクセスしログイン
  2. 画面左下のプロフィールアイコンをクリック
  3. 「Settings(設定)」を開く
  4. 「Account」を開く
  5. 「支払い」の「管理する」を選択する
  6. 請求書の履歴からダウンロードしたいものを確認する
  7. 履歴から請求書を出したい日にちを選択すると、別ウィンドウ(または別タブ)で顧客向けの請求ポータルが開く
  8. ・請求書をダウンロード
    ・領収書をダウンロード
    必要な方を選択しダウンロードができます。

 

経費や会社提出で困らないための設定・確認ポイント

「領収書はあるのに、名義や住所で差し戻し…」を防ぐために、請求先情報は先に整えておくのがおすすめです。

請求先名義(会社名/屋号/本名)の設定・変更方法

OpenAI直課金の場合、請求情報は上記で説明した5番まで手順を進めた画面の「情報を更新」からできます。

領収書に表示される情報のチェック

  • 名義(Business name/Name)
  • 住所・国
  • プラン名/サービス名
  • 利用期間・請求日
  • 通貨建て・金額・税額
  • OpenAIの登録番号(インボイス番号など)

これらが、自社の経理ルールと合っているか一度チェックしておくと安心です。

個人クレカで立替したときの整理の仕方

  • ChatGPTの請求書 → サービス利用の証拠
  • 個人クレカ明細書 → 立替で支払った事実の証拠
  • 会社には「立替精算書+上記2つ」を提出

個人事業主の場合も、請求書+クレカ明細を帳簿に添付しておくと税務調査の説明がしやすくなります。

ChatGPTの領収書が見つからない・発行できないときのチェックリスト

課金しているアカウント(メールアドレス)の取り違え

  • 私用アカウントと仕事用アカウントを分けている
  • Googleログインとメールアドレスログインを併用している
  • 昔使っていた別メールで課金しっぱなし など

心当たりのあるメールアドレスで、それぞれ chatgpt.com にログインして確認してみましょう。

ブラウザの表示や言語の違いで見落としていないか

  • メニューが英語表示(Settings/Account/Payment/Manage)
  • スマホ表示だとボタンが折りたたまれている

といっただけで、機能自体は存在していることがほとんどです。
一度PCブラウザで開き、フル画面で探してみると見つかりやすくなります

クレカ直課金か、Apple/Google経由かを再確認

  • カード明細に「APPLE.COM」「APPLE*」など → Apple課金の可能性大
  • 「GOOGLE*ChatGPT」など → Google課金の可能性
  • 「OPENAI」表記 → OpenAI直課金の可能性が高い

ストア経由課金なら、領収書はストア側が本体です。
OpenAIの画面ではなく、Apple/Googleの購入履歴を優先して探しましょう。

AndroidのChatGPTアプリから有料登録した場合は、実際のお金の請求や領収書の発行元はGoogle Play側になります。

 

気付かないうちに有料になることが起きないためのポイント

「無料トライアル開始」ボタンには注意

  • もし「◯日間無料トライアル」という表示が出る場合、その後は自動的に月額課金に切り替わることが多いです。
  • トライアルだけで終えたいなら、「更新日前に解約する」ことをカレンダーに入れておくと安心です。

決済画面まで進まない限りは課金されない

  • プラン説明を見るだけ
  • 料金表を眺めるだけ

では課金は始まりません。
Google Playの最終確認画面で「購読」などをタップしたときに初めて有料です。

毎月の請求日は「申し込んだ日」が基準

  • 例:3月10日に申し込んだ → 毎月10日ごろに請求
  • 更新日直前で解約すれば、次の月は課金されません

 

まとめ:まず「どこで課金したか」がわかれば迷わない

まとめると、ChatGPTの領収書は「どこで課金したか」と「請求先情報」のこの2点さえ押さえておけば、経費精算や確定申告で困ることはほとんどありません。


自分の課金ルートごとの発行元さえ把握しておけば、「領収書どこ…?」と迷子にならず、毎月同じ場所からサッと取り出せる状態を作れます。