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CanvaでAI画像生成デビュー|基本操作・プロンプトのコツ・注意点まとめ

CanvaでAI画像生成デビュー|基本操作・プロンプトのコツ・注意点まとめ

Canvaで資料やSNS画像を作る中で、「ちょうどいい画像素材が見つからない」「毎回探すのが大変」と感じる場面は少なくないと思います。

そんなときに役立つのが、CanvaのAI画像生成機能です。

テキストで指示するだけで、プレゼン表紙やバナーに使える画像を自動で作成できるようになりました。

一方で、「どこから触ればいいのか」「どんなプロンプトを書けばいいのか」「商用利用は大丈夫か」など、不安もつきものです。

本記事では、CanvaのAI画像生成について、基本操作プロンプトのコツ注意点をコンパクトに整理します。

CanvaのAI画像生成機能の概要

CanvaのAI画像生成機能は、テキストで希望のイメージを指示すると、それに沿った画像を自動で作ってくれる機能です。

通常の素材検索と同じ感覚で使えつつ、「自分のイメージにより近い」画像を素早く用意できる点が特徴です。

おおまかに次のようなことができます。

  • テキストで指示した内容に沿ったオリジナル画像を自動生成
  • 写真風・イラスト風・3D風など、テイストを切り替えて出力
  • 生成した画像を、Canvaのキャンバス上でそのまま編集・加工
  • プレゼン資料・SNS画像・Webバナーなど、さまざまな用途に合わせて活用

たとえば「青系でシンプルなビジネス背景」「やわらかいタッチのオフィス風イラスト」など、欲しい雰囲気をその場で指定できるため、フリー素材を延々と探す手間を減らしつつ、デザインの統一感も保ちやすくなります。

CanvaでAI画像生成をはじめる基本操作

AI画像生成機能の位置と起動方法

CanvaでAI画像を作る入口は、大きく次の2つがあります。

① ホーム画面の「Canva AI」から使う方法

CanvaでAI画像生成をはじめる基本操作
  • 左側メニューの「Canva AI」をクリック
  • 画面中央に入力欄が表示されるので指示文を送る
  • 下部の「AIを使ってできることをチェック」に表示されるカードの中から「画像」を選ぶと、AI画像生成の流れに進み、新しいデザインとして開ける

② デザイン編集画面の「マジック生成」から使う方法

CanvaでAI画像生成をはじめる基本操作
  • 先に「プレゼンテーション」「SNS」「カスタムサイズ」など作りたいもののキャンバスを開く
  • 左サイドバーの「アプリ」または「マジック生成」をクリック
  • 画面右側に「マジック生成」のパネルが開き、「画像/イラスト/動画/3D」のタブとプロンプト入力欄、「スタイル」「正方形」などのボタンが表示される。
    作りたい内容を入力して画像を生成し、そのまま開いているデザインの中で編集できる。

ホーム画面の「Canva AI」は“相談しながら試す入口”

編集画面の「マジック生成」は“いつものデザイン作業の中で直接呼び出す入口”というイメージで使い分けるとわかりやすいです。

無料版・有料版まわりのざっくりした違い(使える機能レベル)

無料版

AI画像生成は利用できるが、回数や機能に制限がある
基本的なテンプレート・素材が中心

有料版(Canva Proなど)

  • AI機能の利用上限が増える
  • ブランドカラーやロゴを使った統一デザインがしやすい
  • 高度な編集機能や追加素材が使える

まずは無料で試し、頻度が増えてきたら有料プランを検討する流れがおすすめです。

失敗しにくいプロンプトの書き方とコツ

CanvaでAI画像生成 失敗しにくいプロンプトの書き方とコツ

最低限入れたい要素(誰/何を/テイスト/用途 など)

プロンプトはAIに整えてもらってかまいませんが、最初の「注文」として次の4点だけ決めておくと失敗しにくくなります。

  • 誰・何を:人物/物/風景など
  • どんな状況か:会議中・作業中などのシーン
  • テイスト:写真風/イラスト風/色味
  • 用途:プレゼン背景/SNS投稿/バナーなど

例:「会議室で話し合うビジネスパーソンのイラスト。青系でシンプル。プレゼン資料のタイトル用背景に使う」

「ぼんやりした指示」になりがちなプロンプトのNG例

避けたいのは、次のような「ふわっとした指示」です。

  • 「おしゃれな画像」
  • 「かっこいいイラスト」
  • 「映える写真」

これだけだとAIが具体的なイメージをつかめず、毎回バラバラな結果になりがちです。

「おしゃれな画像」ではなく、「青と白を基調にしたシンプルなビジネス向け背景、直線的な模様、SNSバナー用」のように、色・用途・雰囲気をセットで指定するのがコツです。

CanvaのAI画像生成を使うときの注意点

著作権・商用利用まわりで押さえておきたいポイント

CanvaのAI画像生成は、商用利用を想定して設計されていますが、

  • 利用規約に沿った範囲で使うこと
  • 生成画像の権利が完全に自社だけのものになるわけではないこと
  • 既存作品や他社デザインに酷似していないかを確認すること

といった点は、ユーザー側で意識しておく必要があります。

社内利用・クライアントワークでのルールづくりのヒント

  • 業務で使う場合、最低限次のようなルールを検討しておくと安心です。
  • AI画像を外部向けに使うときは担当者の承認を必須にする
  • 実在の人物・ロゴ・キャラクターに関する指示はプロンプトに入れない
  • クライアント案件では、AI生成画像を使用する可能性を事前に共有する

「誰がどの範囲で使ってよいか」を決めておくことで、トラブルを防ぎやすくなります。

まとめ|小さく試しながらCanvaのAI画像生成に慣れていく

本記事では、CanvaのAI画像生成の基本操作とプロンプトの考え方、仕上げのポイント、利用時の注意点を一通りご紹介しました。

まずは社内向け資料やSNSのちょっとした投稿などリスクの低い場面から試し、うまくいったプロンプトを少しずつストックしていくことで、自分やチームにとって使いやすいパターンが蓄積されていきます。

Canvaに慣れている方ほど、AI画像生成は「素材探しの時間を減らしつつ、クオリティを保つ」ための心強い選択肢になりますので、日々の業務の中で無理のない範囲から取り入れてみてください。