「職務経歴書って何を書けばいいかわからない」「自己PRが毎回同じになってしまう」——転職活動で誰もが直面するこの壁、思い切ってAIに丸投げしてみました。この記事では、実際にChatGPT・Claudeで履歴書・職務経歴書を作ってもらったプロセスと結果をそのまま公開します。採用担当者目線でのフィードバックも含めて正直にレポートします。

📋 この記事でわかること

  • AIに職務経歴書を作ってもらう具体的なプロンプト
  • 実際に生成された文章のビフォーアフター
  • AIが作った文章のメリット・注意点
  • 採用担当者に刺さる文章にするための追加プロンプト
📝 Step1:まず自分の経歴をざっくり入力した

難しく考えず、思いつくままに経歴を書き出してAIに渡しました。完璧でなくていいのがAI活用の強みです。

📋 実際に使ったプロンプト①(経歴の棚卸し)

私の経歴をもとに、職務経歴書の「職務内容」欄を作成してください。

【会社名・業種】営業会社(詳細は省略)・BtoB営業
【在籍期間】3年間
【担当業務(思いつくまま)】
・新規顧客への飛び込み営業
・既存顧客のルート営業・フォロー
・月の訪問件数は20〜30件
・資料作成・提案書づくり
・チームの後輩指導(1名)

【実績(数字で出せるもの)】
・入社2年目に営業成績部門3位
・担当顧客の継続率95%以上を維持
・後輩が半年で独り立ち

【応募する職種】マーケティング職

職務経歴書らしい「アクション形式(〜を担当し、〜を達成した)」の文体で、200文字程度にまとめてください。

✨ AIが生成した職務内容(ビフォーアフター)
Before(自分で書いた版)
BtoB営業として新規・既存顧客を担当しました。月20〜30件訪問し、提案書を作って営業しました。成績は部門3位でした。後輩の指導もしました。
After(AIが作成した版)
BtoB営業職として新規開拓・既存顧客のルート営業を担当。月間20〜30件の訪問を通じて顧客課題を深掘りし、ニーズに合わせた提案書を作成・提案。担当顧客の継続率95%以上を維持するとともに、入社2年目には部門営業成績3位を達成。また後輩1名のOJT指導を担い、半年間で独り立ちに貢献。顧客との信頼構築力・提案力・育成力を培い、マーケティング職での活躍に活かしたいと考えています。

同じ経歴でも、AIが書くと「具体性・アクション・成果」の三拍子が揃います。自分で書いた版との差がありありとわかりました。

📝 Step2:自己PRをさらに強化するプロンプト

📋 実際に使ったプロンプト②(自己PR強化)

先ほど作成した職務経歴書をもとに、マーケティング職への自己PRを作成してください。

【アピールしたい強み】顧客との信頼関係構築・数字で考える習慣・提案力
【応募企業のイメージ】BtoCの消費財メーカー・デジタルマーケティングに注力中
【文字数】300文字以内

営業経験がマーケティングでどう活きるかを具体的に伝える内容にしてください。
「営業職からマーケティング職への転職」に説得力を持たせることを意識してください。

AIが生成した自己PR
営業職として3年間、顧客課題の深掘りと提案を繰り返した経験から、「誰に・何を・どう伝えるか」を数字で考える力を身につけました。担当顧客継続率95%以上という実績は、顧客インサイトを把握し信頼関係を築いてきた証です。マーケティング職では、この「現場で鍛えた顧客視点」をデジタル施策の立案・改善に活かしたいと考えています。営業出身ならではの「施策が実際に顧客の行動を変えるかどうか」を常に意識した実践的なマーケターを目指します。

💡 ポイント:「営業からマーケティングへの転職に説得力を持たせる」という指示が効いています。ただスキルを並べるのではなく、「なぜあなたがマーケティングをやるべきか」という論理が自然に構成されました。

📝 Step3:志望動機も作ってもらった

📋 実際に使ったプロンプト③(志望動機)

以下の情報をもとに志望動機を作成してください。

【応募企業の特徴(HPで調べた内容)】デジタルマーケティングに力を入れており、SNSでの消費者接点を重視している。「顧客体験の革新」をミッションに掲げている。
【なぜこの会社か】顧客体験というキーワードに共感した。営業で顧客と直接向き合った経験を活かして、より多くの人に価値を届けたい。
【入社後にやりたいこと】SNSマーケティングの施策立案・PDCAを回す仕事

「どこでも使い回せる志望動機」ではなく、この会社でなければいけない理由が伝わる内容にしてください。
200文字以内。

✅ やってみてわかったこと
AIを使うメリット
  • 書き方の「型」が自動で整う:アクション形式・数字の入れ方など、採用担当者が読みやすい構成になる
  • 自分では気づかなかった強みが言語化される:「継続率95%」という数字をAIが強調してくれた
  • 30分かかっていた作業が5分になった:最初のたたき台を作る時間が大幅に短縮
  • 複数パターンをすぐ比較できる:「別のパターンも作って」で即座に出てくる
注意すること
  • そのままコピペはNG:面接で深掘りされたときに答えられなくなる。必ず自分の言葉でアレンジする
  • 数字・固有名詞は自分で入力・確認する:AIは入力された情報しか使えないので、成果の数字は自分で正確に入れる
  • 会社への熱量はAIに書けない:志望動機の「なぜこの会社か」という熱量の部分は、自分の言葉を足すことが必要
💡 さらに精度を上げる追加プロンプト集
【使えるカスタマイズ指示の例】

「もっと具体的な数字を入れて強調して」
「採用担当者が『面接で聞いてみたい』と思うような内容にして」
「もっとシンプルに・短くして」
「この内容を別のパターンで3つ作って」
「転職理由をポジティブな表現に言い換えて」
「ブランク期間(○年間)の説明を自然に組み込んで」
「短期離職が多い経歴でも好印象に見せる工夫をして」

📝 結論:AIは「書けない」を「書ける」に変えてくれる

AIは履歴書・職務経歴書を「完成させる」のではなく「書き始められるようにしてくれる」ツールです。白紙のページを前に固まってしまう人こそ、まずAIにたたき台を作ってもらうことを強くおすすめします。そこから自分の言葉を足すことで、本当の意味で「あなたの」書類になります。