札幌に来たら一度は食べたいグルメといえば、やっぱりスープカレーですよね。

ただ、ライスが別皿だったり、具材が大きかったりと、普通のカレーとはかなり違うスタイルのため、いざ目の前にすると「これどうやって食べるのが正解?」と戸惑う方は少なくありません。

というわけでこの記事では、スープカレーマニアと言っても過言ではない筆者の私が、スープカレーの基本的な食べ方とちょっとしたコツをわかりやすく解説していきます。

スープカレーに正しい食べ方はある?

スープカレーに絶対的な正しい食べ方はあるのか?

結論から言うと、あるようでない、でもベースはある…という少し曖昧な答えになります(笑)

スープカレーは、実はかなり自由度の高い料理。

食べ方に厳密なルールはなく、基本的には好きなように食べてOKというスタンスが主流です!

実際、札幌のお店でも「こう食べてください」と指定されることはまずありません。

私も最初は正解があると思っていましたが、通っていくうちに「好きに食べるのが一番うまい」という結論に落ち着きました。

ただし、まったくの自由というわけではなく、一般的な食べ方はしっかり存在します。

基本は「ライスをスープに浸して食べる」というスタイルです。

カレーライスのように混ぜながら食べるのではなく、スープとライスを別々に楽しみながら食べ進めていきます。

この食べ方を知っておくだけで、とりあえずどう食べるか問題はほぼ解決しますよね。

最初に全部混ぜてしまう人もいますが、それだとスープカレー特有の楽しさが半減します。
ここは必ず知っておいてほしいポイントです。

【初心者向け】スープカレーの基本的な食べ方

スープカレー

ここからは、初めてでも迷わない「基本の食べ方」をステップごとに解説します。

この流れを押さえておけば、どのお店でも悩むことなくスープカレーを楽しめるようになりますよ。

スープカレーは順番を意識するだけで美味しさがかなり変わる料理なので、ぜひ一度この食べ方で試してみてください。

①まずはスープをひと口

最初は何もつけず、スープだけをひと口飲んでみてください。

最初のひと口こそ、スパイスの香りやスープのコクをダイレクトに感じられる大事なポイントです。

お店ごとにスープの味はかなり違うので、ここで全体の方向性をつかむイメージですね。

個人的には、この時点でその店のレベルがだいたいわかります(笑)
また、スープカレーの系統には好みがあるので、それもこのタイミングですぐにわかりますよ!

②ライスをスープに浸して食べる

次に、ライスをスプーンですくってスープに軽く浸して食べます。

ちょい浸しくらいがちょうどよく、スープとライスのバランスを楽しむのが基本です。

カレーライスのようにかけるのではなく、あくまで「浸して食べる」のがポイント。

スープとライスの量のバランスを考えながら、スプーンの上で自分好みの配分を作っていきましょう!

③具材は崩しながら食べる

スープカレーの特徴でもある大きな具材は、そのままかじるより崩して食べるのがおすすめです。

スープと絡めながら食べることで、味の一体感がぐっと上がります。

特にチキンや野菜は、スプーンやフォークで少しずつ崩しながら食べると食べやすくなり、スープも良く絡んでどんどん美味しさが増していきます。

骨付きチキンの崩し方は最初は難しいかもしれませんが、慣れると逆に楽しいです。
手を使うか悩む人も多いですが、だいたいはカトラリーだけで崩れるくらい柔らかいので安心してください。

④最後はおじや風で締める

最後は残ったスープにライスを入れておじや風にして食べるのも定番です。

スープの旨味がしっかり染みた状態で食べるので、締めとしてかなり満足感があります。

また、ライスがしっかり吸収してくれるので最後まですべてのスープ・スパイスをきれいに食べきることができますよ。

ちなみにこれはあくまで後半…本当の一番最後にやるのがポイント。

最初からやると単なるスープカレー風リゾットになってしまいますので、後半のお楽しみとして残しておくのがマニア的にはおすすめです。

要注意!スープカレーのNGな食べ方とは

スープカレーは自由に楽しめる料理ですが、知らずにやってしまうともったいない食べ方になってしまうこともあります。

というわけでここでは、マニア目線で「これは避けたほうがいい」という食べ方を紹介します。

最初から全部混ぜる

初めてスープカレーを食べる方がたまにやってしまうのが、最初からスープとライスを全部混ぜてしまうパターン。

これをやってしまうと、スープカレー特有かつ一番の魅力である味の変化が一気に消えてしまいます。

スープだけ、具材だけ、ライスと合わせる…といった楽しみ方ができなくなってしまいますよね。

ついカレーライス感覚でやりたくなる方もいるかもしれませんが、ここはぐっと我慢。
後半まで少しずつ楽しむのがおすすめです。

ライス側のお皿にスープをかける

ライスの皿にスープをかけてしまうのも、実はあまりおすすめされない食べ方です。

普通のカレーなら良いのですが、スープカレーのスープはさらさらなので、ライスを貫通して皿の下に溜まってしまい、逆に食べにくくなってしまいます…。

また、スープカレーは「スープとライスを分けて楽しむ」ことで、味のバランスや変化を感じられる料理。

どうしてもやりたい場合は最後の方だけにするのがおすすめです。
食べ終わった後のお皿もかなり見た目が悪いですしね…。

最後に具材を残してしまう

スープばかりに意識がいって、具材だけを最後まで残してしまうのも実はもったいない食べ方です。

スープカレーは具材込みで完成する料理なので、最後までバランスよく、スープと具材はセットで楽しむのがおすすめです。(少々マニアックですが…)

最後のスープ皿には具材とスープが同じくらいずつ残っていれば、そこに最後のライスも入れて、最後まですべてを合わせてきれいに食べ終わることもできます!
そしてこの食べ方が一番おいしいと個人的には思っています(笑)

スープカレーをもっと美味しく食べるコツ

スープカレー

基本の食べ方を押さえたら、次はワンランク上の楽しみ方です。

スープカレーはちょっとした工夫で味の満足度がかなり変わる料理。

というわけで最後に、マニア目線で実際にやっているおすすめのコツを紹介します。

辛さ選びは慎重に!

スープカレーは辛さの設定で印象が大きく変わります。

同じメニューでも辛さが違うだけで別の料理に感じるくらい影響が大きいです。

最初は無理せず中辛くらいからスタートして、自分の好みを探っていくのがおすすめ。

もちろん、辛いのが苦手な方は辛さなし(0番~1番)をチョイスしてもOKです。

自分も最初は控えめでしたが、慣れてくると少しずつ辛さを上げたくなります。
この、食べるごとに自分の好みを育てていく感じもスープカレーの楽しさ。
ちなみに筆者はスープカレーにドハマりして10年、今ではすっかり激辛党です(笑)

スープの種類を理解すると選びやすい

お店によってはスープの種類が選べることがあります。

あっさり系・濃厚系・エビ系・ココナッツ系など、ベースの違いで味の方向性が大きく変わります。

イメージとしてはこんな感じですね。

  • あっさり系 → スパイスを楽しみたい人向け
  • 濃厚系 → コク重視でボリュームを求める人向け
  • エビ系 → 旨味の強さを重視する人向け
  • ココナッツ系 → 甘さが欲しい方やエスニック好きの方向け
最初は王道スープでお店の味を知り、慣れてきたらいろんなスープに挑戦するのが個人的にはおすすめです!

トッピングでオリジナル要素を追加

トッピングを変えるだけで、同じスープでもまったく違う味になります。

チーズ・卵・野菜・お肉など、自分好みにカスタムできるのがスープカレーの魅力

各店舗で共通して人気なのは以下の組み合わせです。

  • チーズ → コクが増してまろやかに
  • ゆで卵 → 辛さを和らげる
  • 野菜追加 → 食べごたえ&写真映えアップ
スープカレーはトッピングでかなり化ける料理です。
何度も通って、自分の組み合わせを見つけるのが一番楽しい部分かもしれません。

まとめ:スープカレーは正解より楽しみ方が大事

スープカレーには厳密な食べ方のルールはありませんが、基本の食べ方を知っておくとスープカレーをさらに楽しむことができます。

スープとライスを分けて楽しみながら、少しずつ自分の食べ方を見つけていくのがこの料理の魅力

最初は戸惑うこともありますが、慣れてくると「どう食べるか」を考える時間も含めて楽しくなってきます。

正解を探すより、自分なりの食べ方を見つけることが、スープカレーの一番の正しい食べ方と言えるかもしれません。

札幌に来たときはもちろん、地元の人でも改めて意識して食べてみると、新しい発見があるはずです。

ぜひ今回紹介したポイントを参考に、自分なりのスープカレーの楽しみ方を見つけてみてください。

ライター:遠藤葉月