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Webデザインを独学していると、本を買っても「読んだだけ」で終わってしまい、制作に直結しないことがあります。

そこで本記事では、制作で“使い回せる”本だけを用途別にまとめました。

判断基準は、

  1. チェックリスト化できる
  2. 実案件・制作物に転用しやすい
  3. 見返す頻度が高い(辞書的に使える)

の3点です。

土台を作る本(原則・レイアウトが整う)

ノンデザイナーズ・デザインブック

 

レイアウトが破綻しない「基本原則」を最短で揃える一冊です。

制作では、近接・整列・反復・コントラストの判断が速くなり、迷ったときの“戻り先”になります。
直感で置いた要素を、原則に沿って整え直せるため、仕上げ前の崩れ修正にも強いです。

Web固有のUIパターン集というより、デザイン全般の基礎寄りなので、まずは「整う感覚」を作りたい人に向きます。

 

伝わるデザインの基本

 

情報の優先順位と見せ方を「伝わる」に寄せる考え方が整理されます。

制作で効くのは、見出し階層・視線誘導・情報整理の設計がスムーズになる点です。
「なんとなく置いた」要素が減り、ワイヤーからUIへ起こす段階での迷いが小さくなります。

UIパターン集ではなく、判断軸を作る本なので、LPやサービス紹介など情報量が多いページで詰まりやすい人ほど効果を実感しやすいです。

見た目の完成度を上げる本(配色・タイポ・余白)

3色だけでセンスのいい色

 

配色の迷いを「型」で潰し、制作スピードを上げる一冊です。

3色ルールを前提に考えられるため破綻しにくく、候補が出せるようになります。
デザイン着手前のトーン決めや、改善案としての色替え検討に特に便利です。

一方で、ブランドカラーが強い案件では、その色を主役にしつつ、サブ2色の役割を調整するなど工夫が必要になります。

なるほどデザイン

 

“良い見た目”を言語化して再現しやすくする本です。

抽象的な「おしゃれ」を分解して理解できるので、余白や要素同士の関係、パーツの設計に効きます。

制作現場では、方向性づくりやレビュー時の説明がしやすくなり、「なぜ良いのか」を共有できるのが強みです。

手順書というより理解を補強する役割が強いため、他の実践本と組み合わせると、学びが制作に乗りやすくなります。

引き出しを増やす本(良質見本・ギャラリー)

Webデザイン良質見本帳

 

参考探しの時間を短縮し、“引き出し”を増やせる一冊です。

目的別に探せるので案出しが速くなり、真似→分解→置き換えの流れが作りやすいです。
ラフ案の数出しや、FV・ボタン・カードなど要素単位の組み立てにも使えます。

注意点は、丸コピではなく「構造を真似る」前提で扱うことです。配置や比率、余白の取り方を読み解くほど価値が上がります。

手を動かして形にする本(Figma・制作フロー)

作って学ぶFigma入門

 

Figmaを“制作運用できるレベル”まで、手順で引き上げてくれる本です。

コンポーネントやスタイルを前提に進むため、量産が楽になり、修正が多い案件ほど効果が出ます。
命名や整理の考え方も身につき、チーム運用にも繋がります。

注意点として、完全初心者は基本操作に慣れるまで少しゆっくり進めるのがおすすめです。
急がず「型」を体に入れると後が伸びます。

いちばんよくわかるWebデザインの基本きちんと入門

 

Web制作の全体像をつかみ、学習の迷子を防ぐ一冊です。

「何をどの順でやるか」が整理され、用語や工程の理解が揃うことで手戻りが減ります。
学習計画づくりや、制作手順の型化に向いています。

デザイン自体の深掘りは専門書と組み合わせる前提ですが、土台として持っておくと、今どこで詰まっているかを言語化しやすくなり、次の打ち手が選びやすくなります。

使いやすさまで強くする本(UI/UX・ユーザビリティ)

ウェブユーザビリティの法則

「使いにくい」を根拠で直すための原則本です。
UI判断に理由を持てるようになり、主観バトルを避けやすくなります。

制作後半の磨き込みや最終レビューで改善点が見つけやすく、AB案の根拠づけにも役立ちます。

見本集ではなく原則中心で地味に感じますが、“最後のひと押し”の品質に効くタイプの一冊です。
迷ったら原則に照らして判断できるのが強みです。

目的別の選び方(どれから買う?)+まとめ

迷ったら「まずの1冊」ルール

どれを買うか迷ったら、悩みの出どころで選ぶのが早いです。

見た目が崩れる:ノンデザイナーズ・デザインブック
色で止まる:配色アイデア(3色)
案が出ない:Webデザイン良質見本帳
Figmaが遅い:作って学ぶFigma入門

「弱い部分を1点だけ補強する」と、制作の伸びが体感しやすくなります。

おすすめの買う順

初心者は、全体像→原則→配色→引き出しの順が安心です。

初心者きちんと入門 → ノンデザ → 配色 → 良質見本帳
実務で改善したい人は、原則+根拠+参照+運用の順が効率的です。

実務で改善ノンデザ → ユーザビリティ → 良質見本帳 → Figma入門
「今の仕事で一番困っている工程」から逆算すると、買って終わりになりにくいです。

まとめ

本選びで迷ったら、まずはこの記事の「悩み別(見た目・色・案出し・Figma・使いやすさ)」を手がかりに、いちばん困っているところに効く1冊から選んでみてください。

全部を一気に揃える必要はなく、1冊でも制作の判断が楽になれば十分に元が取れます。

読み切ることよりも、必要なときに開いて使える状態にして、チェックリストとして回すのがポイントです。

気になる本が見つかったら、次の制作でさっそく一つだけでも試してみてください!