ChatGPTの画像生成で「〇〇風」を狙うときは、作品名や特定キャラクター名を直接入れるよりも、線・色・光・質感・背景密度・頭身といった“画づくりの要素”を言語化して寄せるほうが、安全で再現性も高まりやすいです。

本記事では、似せすぎを避けながら「それっぽい空気感」を作るためのプロンプト設計の考え方と、ジブリ風・ディズニー風・ピクサー風(キャラ編)のコピペ用プロンプト例をまとめます。

※本記事のプロンプトは、作品名や固有キャラクター名を直接入れず、雰囲気を寄せるための要素だけで構成しています。
これは、特定作品や固有キャラクターの再現を意図しないことを明確にし、著作権・商標などの権利や、公式企画と誤認されるリスクに配慮するためです。
線・色・光・質感といった画づくりの要素で「それっぽさ」を表現することで、安心して試しやすい形にしています。

ジブリ風キャラを“安全にそれっぽく”するプロンプト例

入れると強い要素

空気遠近(遠景を淡く、薄い霞)
自然光(木漏れ日 or 夕方の金色の光)、影は柔らかい2段階
低彩度で柔らかい色(温かいパステル)、コントラスト低め
背景は手描き背景美術(水彩+ガッシュ)で描き込み多め
微細なフィルム粒子感(ノスタルジック)
温かく心が和む雰囲気/小さな冒険心(感情語を1つ入れる)

画像生成例(ジブリ風):配達人

ChatGPT画像生成のジブリ風(キャラ)を作るプロンプト設計_配達人

画像生成例(ジブリ風):小動物

ChatGPT画像生成のジブリ風(キャラ)を作るプロンプト設計_小動物

ディズニー風キャラを“安全にそれっぽく”するプロンプト例

入れると強い要素

クラシック手描き2Dアニメの雰囲気、クリーンで読みやすい輪郭線
セル塗り、影はくっきり2〜3段、ハイライトはきらっと
高彩度で明るい配色、表情は大きく分かりやすく
構図に物語性(バルコニー/広場/見上げるなど)
背景は絵本のように整理、文字情報は入れない

画像生成例(ディズニー風):プリンセス

ChatGPT画像生成のディズニー風(キャラ)を作るプロンプト設計_プリンセス

画像生成例(ディズニー風):動物

ChatGPT画像生成のディズニー風(キャラ)を作るプロンプト設計_動物

ピクサー風キャラを“安全にそれっぽく”するプロンプト例

入れると強い要素

3Dアニメ映画風、ソフトなグローバル照明(全体がふわっと明るい)
丸みのある造形、親しみやすい表情、目は少し大きめ
肌は滑らか(マット寄り)、陰影はなだらか
浅い被写界深度(背景がふんわりボケる)
色は柔らかめ、コントラスト強すぎない

画像生成例(ピクサー風):男の子

ChatGPT画像生成のピクサー風(キャラ)を作るプロンプト設計_男の子

画像生成例(ピクサー風):おもちゃ風

ChatGPT画像生成のピクサー風(キャラ)を作るプロンプト設計_おもちゃ風

自分の写真を「〇〇風」にする方法(写真→イラスト化の基本)

まず押さえたい前提:写真は「残す要素」と「変える要素」を分けると失敗しにくいです

自分の写真をベースにする場合、テキストだけで生成するより安定しやすい一方、指示が曖昧だと「別人化」や「背景だけ変わる」などが起きがちです。

そこでおすすめなのが、最初に次の2つを分けて書く方法です。

KEEP(残す):顔の特徴(輪郭・目鼻立ちの雰囲気)/髪型の方向性/表情/構図(バストアップなど)
CHANGE(変える):服装/背景(場所・季節・時間帯)/色味/画材感(手描き、セル塗り、3Dなど)

この「KEEP/CHANGE」を先に決めるだけで、写真ベースでも狙った“〇〇風っぽさ”が出やすくなります。

「〇〇風」を写真に当てるときのコツは“空気感の指定”です

特にジブリ風は、服装よりも 光・色・霞・背景美術が重要です。

ディズニー風は 線のクリーンさ+セル塗り+影段数、ピクサー風は 3D+ソフト照明+被写界深度が決め手になります。

写真ベースでも、ここを短く入れるだけで寄りやすくなります。

コピペ用:自分の写真を〇〇風にするプロンプト雛形

この写真をベースに、人物の雰囲気は保ったままイラスト化。
KEEP:顔の特徴、髪型の方向性、表情、構図(バストアップ)。
CHANGE:服装と背景はオリジナルに変更。
スタイル:{ここに「〇〇風の特徴」}
文字なし、ロゴなし、固有名詞なし、特定キャラクターの再現なし。
ネガティブ:logo, watermark, text, trademark, character name, copyrighted character, replica

注意書き(必須:特定キャラクターの再現を避けるために)

プロンプトに「特定キャラクター名(固有名詞)」は入れません

生成指示として固有名詞を入れると、結果が既存キャラに寄りすぎる原因になります。

「それっぽさ」は、作品名ではなく画づくり要素で寄せるのが安全です。

  • (柔らかい/クリーン)
  • (低彩度/高彩度、温かいトーン)
  • (自然光/演出光、影の強さ)
  • 質感(水彩背景/セル塗り/3D)
  • 背景密度(描き込み多め/整理)

“似せすぎ”を加速させる指定は避けます

次の要素は「雰囲気」ではなく“特定作品の記号”になりやすいため、入れない方が無難です。

  • 固有衣装(特徴的な服の形・色のセット)
  • 紋章・ロゴ・マーク類
  • 象徴小物(特定作品を強く連想させる持ち物)
  • 既存キャラ固有の形状(髪型・耳・目の配置など決定的特徴)

オリジナル化+除外指定(ネガティブ)をセットにします

プロンプトでは、以下のようにオリジナルであることを明示し、除外指定も添えると安定します。
例:オリジナルキャラクター、無地、一般的な形、オリジナル配色
例:ロゴなし、固有名詞なし、特定衣装なし、紋章なし

ネガティブ指定の例(必要に応じてコピペしてください)

logo, watermark, trademark, text, character name, copyrighted character, replica

公開時は「誤認防止の注記」を入れます

SNSやメディア掲載では、閲覧者が公式企画や関係者投稿と誤解しないよう、立場を明確にしておくと安心です。

注記例(そのまま使えます)

「本企画は各権利者と無関係であり、固有キャラクターの再現を意図するものではありません。」
「生成画像は特定作品の二次創作や模写を目的とせず、画風・雰囲気表現の参考例として提示しています。」
「ロゴ・固有名詞・象徴的な衣装や小物の指定は行っていません。」

まとめ

「〇〇風」を安全に作るコツは、作品固有の記号に寄せるのではなく、線・色・光・質感・背景密度・頭身をセットで設計して“空気感だけ”を寄せることです。

プロンプトには、固有名詞・ロゴ・紋章・特定衣装・象徴小物を入れないことを明記し、ネガティブ指定も添えると安定します。

(本記事は、固有キャラクターの再現を意図するものではありません。)