minneの販売手数料と振込|利益計算の基本を解説
minneで作品が売れ始めると、「売上が出ているのに、思ったより入金が少ない」「手数料や送料を入れると、利益がいくらなのか分かりにくい」と感じやすくなります。
そこで本記事では、最新のminne公式ヘルプに準拠して、販売手数料・振込(入金)の条件・振込手数料(220円)・ミンネコパック利用料まで含めた、利益計算の基本を整理します。
数字が更新されても迷いにくいように、確認ポイントもあわせてまとめます。
まず結論:利益計算は「売上代金−手数料等」で決まる
利益計算の全体式(振込額ベース/原価・経費ベースの2通り)
minneの利益計算は、段階を分けると理解が一気に楽になります。
振込額(入金額)を出す
振込額 = 前月繰越金 + 売上代金 −(ミンネコパック利用料 + 販売手数料 + 振込手数料)
利益を出す(自分の経費まで落とし込む)
利益 = 振込額 −(材料費・仕入れ・梱包材・実送料差額・制作関連経費など)
ここで重要なのが、公式ヘルプ上の「売上代金」は、作品価格だけでなく「購入オプション」と「送料」も含む点です。
送料もいったん売上側に入り、そのうえで手数料や配送関連の控除が発生します。
この前提を押さえるだけで、売上画面と振込予定の差がかなり説明しやすくなります。
「売上代金」に含まれる範囲(作品価格+オプション+送料)
売上代金は次の合計として捉えるのが基本です。
- 作品価格
- 購入オプション(名入れ、サイズ変更など)
- 送料(設定した送料)
「送料は預かり金だから売上に入れない」と考えてしまうと、手数料計算や利益のズレが起きやすくなります。
利益計算では、送料を売上に含めたうえで、実際に自分が負担した送料や配送サービス利用料をコストとして差し引く流れが分かりやすいです。
minneの販売手数料:計算対象や入金の注意点
計算対象は「注文(作品価格+オプション+送料)」
販売手数料は、注文単位で計算されます。
計算対象は「作品価格+購入オプション+送料」を含む注文金額です。
手数料率はプランや制度の改定で変わる可能性があるため、必ず最新の公式ヘルプで確認する前提で運用してください。
売上確定(発送完了メール送信日)と入金対象月のズレ
売上の計上タイミングは、受注日ではなく「売上確定日」が基準になります。
多くの場合、発送が完了し、発送完了メールを送信した日が売上確定の目安になります。
そのため、月末に受注して翌月に発送完了となると、売上が翌月に計上され、入金も後ろにずれます。
月をまたぐ案件が増えると体感のズレが大きくなるので、価格設定とは別にキャッシュフローの見通しも立てておくと安心です。
minne PLUSの優遇がある場合の考え方(プラン差)
minne PLUSの会員かどうかで、販売手数料の扱いが変わる場合があります。
どの程度優遇されるか、どの売上に適用されるかは条件が更新されることがあるため、「自分のプランの最新条件」を公式の案内で確認してから利益計算に反映するのが確実です。
実務では、まず非会員の標準条件で概算し、PLUSを利用する場合は差分を上書きする形にすると管理が簡単です。
振込(入金)の仕組み:売上金の振込日はいつ?
minneの売上金振込は、原則として月末締め・翌月末払いの考え方です。
振込申請は不要で、条件を満たした売上金が登録口座へ自動で入金されます。
振込日の指定はできません。
入金されないときは、売上金の条件だけでなく口座情報も確認します。
口座未登録や口座情報の不備があると振込できず、繰り越しになる場合があります。
口座変更の反映タイミングもあるため、各月20日以降の登録・変更は翌月末の振込から反映、といった案内があることを前提に早めの変更がおすすめです。
振込手数料と繰り越し条件:220円と1,000円未満
振込手数料は、1回の振込につき一律220円です。
注文ごとに220円がかかるわけではありません。
少額の売上が続く時期は、この220円の影響が相対的に大きくなるため、どのタイミングで振込が発生するかも含めて見ておくと安心です。
また、売上金が1,000円未満の場合は繰り越しになるのが基本です。
売上が積み上がって条件を満たした月にまとめて振り込まれます。
さらに、繰り越しが一定期間(目安として5ヶ月超過)に達すると、6ヶ月目の月末に金額にかかわらず振込になるルールがあります。
細かな数え方は最新の公式案内を基準にしてください。
利益計算の手順:チェックリストでズレを防ぐ
振込額から利益まで落とす手順は次の通りです。
- 注文ごとの売上代金を確認(作品価格+オプション+送料)
- 販売手数料を差し引く(注文IDごと)
- ミンネコパック利用料があれば差し引く
- 振込手数料220円を差し引く(振込1回あたり)
- 繰り越しがあれば合算して振込額を確定
- 最後に材料費・梱包材・実送料差額などを引いて利益を出す
ミンネコパックを使う場合は、利用料が振込時に差し引かれます。
匿名配送の追加分なども含め、発送方法を固定しておくほど利益のブレが小さくなります。
よくあるつまずき(短く確認)
Q 送料は売上に入る?
売上代金に含まれる前提で利益計算します。
実送料との差額が出るならコストとして管理します。
Q 売上画面と振込予定が違う
売上は控除前、振込予定は控除後になりやすいためです。
販売手数料、ミンネコパック利用料、振込手数料220円の差し引きを順に確認します。
Q 今の販売手数料率は何%?
2026年1月時点では、minne PLUS非会員の販売手数料は10.659%(税込)として案内されていますが、最終確認は必ず公式ヘルプで行ってください。(販売手数料について)
まとめ
minneの利益計算は、売上代金(作品価格+オプション+送料)を起点に、販売手数料やミンネコパック利用料、振込手数料220円を差し引いて振込額を出すのが基本です。
売上確定(発送完了)と入金対象月のズレ、1,000円未満の繰り越しも押さえておくと、「入金いつ?」の不安が減ります。
最後に原価や実送料差額まで落とし込めば、赤字を避ける価格設定がしやすくなります。


