SNSでかわいいラグを見かけ、「これって自分で作れるの?」と気になったことはありませんか?

専用の機械を使って毛糸を布に打ち込み、自分だけのラグを制作する「タフティング」は、近年人気が高まっているものづくり体験の一つです。

今回は、実際にラグ工房MofuMofuでタフティングを体験してきました。

初めてだったので「難しそう」「機械を扱えるかな」と少し不安もありましたが、スタッフさんがとても丁寧にサポートしてくださり、最後まで楽しく制作できました。

しかも想像していた以上に「自分で作った!」という実感が味わえたのも印象的です。

この記事では、体験の流れや実際に感じたこと、これから挑戦したい方に伝えたいポイントを詳しくレビューします。

【今回利用したお店情報】
店名:ラグ工房MofuMofu
住所:山梨県甲府市千塚4-10-16
駐車場:あり
料金:12,000円(税込)※今回は完全オリジナルデザインで制作しました。
所要時間:約3時間(デザインによって前後)
予約方法:完全予約制。じゃらんや公式ラインからなどさまざま用意されています。
※料金などは変更される可能性があるため、来店前に公式Instagramで最新情報をご確認ください。

デザイン作りから当日までの流れ

今回制作したのは、30cmサイズのオリジナルラグです。

デザインが頭の中にイメージはあっても、それをイラストとして描くのはなかなか難しいものだと思います。
そこで今回は、ChatGPTでイメージ画像を作成した後に、そのまま「タフティング風のデザイン」画像を作成してもらいました。

普通のイラストよりも、毛糸で仕上がった雰囲気がイメージしやすく、「こんな作品を作りたいです」と伝えやすかったです。もちろんイラストのままでも大丈夫です。

体験日前までに、公式ラインにてデザインのやりとりをさせていただきました。
当日は、その画像をスタッフさんが反転した状態で布へ投影してくださいました。
その投影された線をなぞって下書きを描いていくので、自分で画像を左右反転させたり、印刷したりする必要はありません。

下書きが終わると、いよいよタフティングガンの出番です。
いきなり本番ではなく、最初に試し撃ちをさせてもらえます。
持ち方や角度、動かすスピードなどを丁寧に教えていただけるので、初めて触る機械でも不安はありませんでした。

毛糸の色が豊富!理想のカラーが見つかりやすい

工房には写真のようにたくさんの毛糸が用意されており、赤や青などの定番カラーはもちろん、くすみカラーやパステルカラー、ブラウン系、グレー系など幅広い色味が揃っていました。

最初は「イメージ通りの色がなかったらどうしよう」と少し心配していましたが、実際に見てみると選択肢がとても豊富で驚きました。

さらに、2色まで毛糸を混ぜて使うこともできるため、「もう少し明るい色がいい」「この色とこの色の中間くらいが理想」といった場合でも、オリジナルの色合いを表現できます。

私が制作したラグも、実は単色だけではありません。

例えば、いちごは濃いピンクと薄いピンクを混ぜて、やさしい色合いに仕上げました。
背景も水色と白を組み合わせることで、単色では出せないふんわりとした雰囲気を表現しています。

完成品を見ると、色に自然な奥行きが生まれていて、「混ぜてよかった!」と感じました。

想像以上に”自分で作る”体験だった

体験する前は、「難しいところはスタッフさんがやってくれるのかな?」と思っていました。

陶芸やアクセサリー作りなどの体験では、細かい部分をスタッフさんが手伝ってくれることもありますよね。しかし、ここのタフティングは違いました。

もちろん困ったときはすぐにサポートしてくださいますが、デザインに沿って毛糸を打ち込む作業は完全に自分で行います。

線に沿って少しずつガンを動かし、色を変えながら一つひとつ完成へ近づけていく時間は、とても集中力が必要でした。
「あ、少しずれた!」なんて小さな失敗も含めて、自分で作品を作っている実感があります。
だからこそ、完成したときの達成感は想像以上でした。

完成までの仕上げと受け取り

下の長方形はおまけで作らせていただいたコースターです。

タフティングが終わったら、その場ですぐ完成というわけではありません。
裏面の糊付けや毛足を整える仕上げなどは、スタッフさんが行ってくださいます。

そのため、完成品は後日受け取りとなり、今回は約2週間後に手元へ届きました。
受け取ったラグは、無駄な系が切られている状態だったので、自分が制作していたときよりもずっときれいに仕上がっていて感動しました。

今回は30cmサイズを選びましたが、「多少大きくなっても大丈夫ですよ」と案内していただき、完成品は少しゆとりのあるサイズになりました。
飾るのにもちょうどよく、インテリアとしても存在感があります。

また、自分で一から作った作品だからこそ、既製品にはない愛着が生まれるのもタフティングならではの魅力だと感じました。

体験してわかった!タフティングを楽しむための4つのポイント

実際に体験してみて、「これは事前に知っておくと安心だな」と感じたことが4つありました。

制作時間は3時間と長め!飲み物は持参しよう

制作時間はデザインにもよりますが、私の場合は約3時間かかりました。

作業に集中しているとあっという間ですが、途中で喉が渇くこともあるので、飲み物を持参しておくと安心です。
こまめに水分補給しながら作業するようにしましょう。

※お店によっては、持ち込みができない場合もあるので、しっかりと確認しましょう。

腕を動かしやすい服装で行こう

タフティングガンを使うときは、腕を前に伸ばしたり、高い位置まで上げたりする場面があります。
そのため、肩まわりが動かしにくい服や、ぴったりした服装は避けたほうが作業しやすいと感じました。

想像以上に腕を使うので、筋肉痛になる覚悟はしておこう

タフティングガンは見た目以上に重さがあり、制作中は腕を前に伸ばしたり、持ち上げたりする時間が続きます。
そのため、私は体験後半からしっかり腕が筋肉痛になりました(笑)。
もちろん人によって感じ方は違いますが、「意外と体力を使うんだな」と思っておくと安心です。

デザインは「シンプルで大きめ」がきれいに仕上がる

今回一番感じたのが、デザイン選びの大切さです。

毛糸はふわっと広がる素材なので、細かい模様や小さなパーツは、完成すると少し輪郭がぼやけやすいと感じました。

私が作ったラグには、小さなダイヤ型のモチーフや細かい丸いパーツがあるのですが、完成するとイメージよりも少し形がやわらかくなっていました。

もちろん、それもタフティングならではの味ですが、
「イメージ通りにきれいに仕上げたい!」という方は、モチーフを大きめにしたり、主役を一つに絞ったシンプルなデザインにしたりすると、完成度がさらに高くなると思います。

まとめ

今回、ラグ工房MofuMofuで初めてタフティングを体験しましたが、単に「ラグを作る体験」ではなく、自分だけの作品を一から完成させる達成感を味わえる貴重な時間でした。

デザインを考えるところから完成まで、一つひとつの工程に自分が関われるため、作品への愛着もひとしおです。

スタッフさんのサポートも丁寧で、初めてでも安心して挑戦できる環境が整っていました。ものづくりが好きな方はもちろん、友人や恋人との思い出作りにもぴったりな体験です。

「世界に一つだけのラグを作ってみたい」という方は、ぜひ一度タフティングに挑戦してみてください!

ライター:岩崎