私はカレーが好きです。

本当に好きで、ほぼ毎日自分でスパイスカレーを作る上、勉強のためいろんなお店に行くのですが…札幌ってスープカレーのお店が圧倒的に多いんですよね。

もちろんスープカレーも大好きなのですが、そんな中で最近とてもお気に入りのスパイスカレーの名店があって。

今回は、札幌市手稲区にある【スパイス料理と酒 Knot.】をご紹介します。

何度訪れても飽きない、スパイスカレーのお店です。

Knot.ってどんなお店?まずは基本情報から

【スパイス料理と酒 Knot.】は、札幌市手稲区にあるスパイスカレーと酒のお店です。

スープカレーが主流の札幌において珍しく「スパイスカレー」を看板に掲げており、カレーの内容は日替わり

単品のほか、2種あいがけ・3種あいがけが選べるのが嬉しいポイントです。

項目 内容
店名 スパイス料理と酒 Knot.
住所 北海道札幌市手稲区前田5条4-2-4 2F
営業時間 11:00 – 21:00
定休日 不定休(SNS参照)
電話番号

011-681-6788

席種 カウンターメイン、テーブル(2人がけ)1卓
メニュー 日替わりスパイスカレー(単品・2種・3種あいがけ)、サイドメニュー、クラフトビール・スパイスを使ったお酒

店内はとても清潔感があり、カウンター席がメイン。テーブル席は2人がけが1卓あるのみです。

店主が一人で切り盛りしているお店なので、提供まで比較的時間がかかります。

時間に余裕を持って訪れることをおすすめします。

店内の壁にはバスケットボールのユニフォームや絵が飾られていて、カウンター沿いのテレビではバスケの試合がエンドレスで流れています。

きっと店主はバスケットボールが大好きなんだろうな…聞いてみようかな…と思いつつまだ店主とトークをしたことはないのですが、そのうち(笑)

この独特な雰囲気も、Knot.の味になっています。

この日のオーダーと、充実のサイドメニュー

日替わりのカレーはSNSで情報が更新されていますが、いつ見ても「これは食べてみたい」、と思うような魅力的なものばかり。

他店で見たことの無いようなランナップで、家から多少遠くても通いたいと思ってしまうんですよね。

今回は、2026年6月にknot.を訪れたときの内容をお届けしたいと思います。

「ラムニハリ・ ココナッツポーク・アサリビンダルー」3種あいがけで全部のせ

2026年6月の来店時のメニューは、ラムニハリ・ココナッツポーク・アサリビンダルーの3種類でした。

ぶっちゃけ、全部初耳でした(笑)。

「ニハリ」って何?「ビンダルー」って聞いたことはあるけどアサリ!?などいろいろと思いながらも、知らない名前のカレーが並んでいるというだけでテンションが上がってしまうのがカレー好きの性。

もちろん3種あいがけ一択でオーダーしました。

わかりにくいかもしれませんが、写真の向かって右側がアサリビンダルー、奥がラムニハリ、左がココナッツポークです!

この日特に衝撃だったのがアサリビンダルーです。

知らない言葉は調べてみようとGoogle検索したところ、ビンダルーはインドのゴア地方発祥のカレーで、酸味と辛みが特徴的とのことで…。

確かに、カレーなのにさわやかな酸味がある!

そこにアサリの旨みが加わって…今まで食べたことのない新感覚の味でした。

「カレーとアサリ?」と思う方もいるかもしれませんが、これが本当に合うんですよ。

食べ終わった直後からまた食べたい、と思ってしまうような中毒性があります(笑)

サイドメニューが充実しすぎていて車で来たことを後悔する

Knot.のもうひとつの魅力が、サイドメニューの豊富さです。

メニュー表に並ぶ、カレー以外の魅力的な副菜の数々…。

カレーだけでもまあまあな寮なのですが我慢できず、この日はグリーンチリのピックル(辛さが選べないお店なので辛味追加を兼ねて)と、鯖クミンポテサラをオーダーしました。

グリーンチリのピックルは酸味と辛味のバランスが抜群!

一緒に行った友人には辛すぎたようでほぼ私が完食(笑)

鯖クミンポテサラは想像通りめちゃくちゃおいしく、カレーに少し混ぜて食べるのも最高でした!

さらにメニューにはスパイス冷菜の盛り合わせ酒のアテなんて名前も並んでいて…。

クラフトビールやスパイスを使ったお酒も置かれているので、冷菜をつまみにお酒だけ楽しむという贅沢な使い方もできるんですよ。

私は毎回車で行っているので、お酒が飲めないのが本当に悔しい……。
いつかバスを乗り継いででも行って、スパイスのお酒と冷菜をゆっくり楽しむのが夢です(笑)。

食べてわかった、Knot.のカレーが特別な理由

Knot.のカレーはシャバシャバ系、つまり水分多めのサラサラとした質感です。

あいがけにすると、ライスの上でそれぞれのカレーの境界線がじわじわとあいまいになっていきます。

これが本当に面白い。

それぞれのカレーは全く異なる味わいなのに、混ざり合った部分がまた別の新しい味になるんです。

隣のカレーと出会ったことで生まれる、予期せぬ味の化学反応、といったところでしょうか。

個人的なおすすめは、最後にお皿に残ったものを全部ひとまとめにして食べること。

一番最後に、この日一番の「まぜまぜカレー」が完成します…これがまた格別なのです。

あと特筆したいのが、カレーを食べたあとにもたれないこと。

カレーってなんとなくこってりお腹に来るイメージがある方もいるかと思うのですが、Knot.のカレーは脂っこさが全くなく、スパイスがしっかりときいているのにキレのある後味。

食べ終わったあとにふわっとしたスパイスの余韻だけが残って、胃はむしろすっきりしているくらいです。

ライスはデフォルトでターメリックライスが付いてきますが、追加料金でバスマティライスへの変更も可能。
私はまだチャレンジしたことがないのですが、次回来店した際にはこちらもぜひ試してみたいと思っています。

まとめ:スープカレーの街・札幌で、スパイスカレーの沼にはまるなら

Knot.の最大の魅力は、毎回違う顔を見せてくれることだと思います。

来るたびに少しずつ変わるメニュー。

だから何度でも足を運びたくなるし、「次はどんなカレーと出会えるんだろう」という楽しみがいつもあります。

スープカレーに押されがちな札幌のカレーシーンの中で、Knot.はスパイスカレーの奥深さを全力で伝えてくれるお店です。

カレー好き・スパイス好きはもちろん、「スパイスカレーって食べたことないな」という方にこそ、最初の一杯として体験してほしいお店でもあります。

余裕を持って行くこと、できれば3種あいがけで行くこと、(お酒好きの方は車で行かないこと)…それだけ守ればあとはお任せです。

今回の内容が、札幌のスパイスカレーの世界への入口として少しでも参考になれば幸いです。

ライター:遠藤葉月