3ステップで完成:Nano Banana Proで“使えるロゴ”を量産する方法(コピペ用プロンプト付き)
Nano Banana Proでロゴ案を出しても、「アイコンにすると潰れる」「横組みで使いにくい」「単色にすると弱い」といった“実務の壁”で止まりがちです。
量産で大事なのは、センスよりも手順の固定です。
この記事は、設計→生成→仕上げの3ステップに絞り、括弧を埋めてコピペするだけで、アイコン・横組み・縦組み・単色まで一気に揃える作り方をまとめます。
設計→生成→仕上げを固定すると、ロゴは量産できます
ステップ1:設計(迷いを先に潰す)
最初に決めるのは見た目ではなく、判断軸です。
ここが曖昧だと、良し悪しが比較できずに時間が溶けます。
最低限、次を1セットとして用意します。
- ブランド名(表記ゆれ:英字/カナ/大文字小文字)
- 業種(できるだけ具体:例「人材」→「IT営業向け転職支援」)
- ターゲット(属性+利用シーン:例「30代の法人営業、商談前後に使う」)
- 印象キーワード(3〜6語:信頼感/先進的/親しみ/上質/機動力 など)
- 避けたい表現(細線、装飾過多、筆記体、グラデーション、○○っぽい等)
アイコン(正方形)/横組み/縦組み/単色の4点があると、Webから印刷まで困りません。
ステップ2:生成(当たりやすい条件を固定して回す)
最初の生成は、条件を動かしすぎないのがコツです。
おすすめの固定条件は次の通りです。
- スタイル:シンプル/フラット/ミニマル
- 要素数:1〜2(入れすぎない)
- 余白:多め(ロゴらしさが出ます)
- 線:太め寄り(縮小耐性が上がります)
進め方は「微差→方向性→絞り込み」が最短です。
1回目:汎用ベースで10〜20案(同条件で微差を出す)
2回目:良かった方向性を1つ選び、形状の差を広げて5〜10案(角張り/丸み、抽象/具体など)
3回目:採用候補を2〜3案に絞り、横・縦・単色へ展開します。
この順番を守るだけで、「似た案ばかりで迷う」状態になりにくくなります。
ステップ3:仕上げ(“使えるロゴ”にして納品まで整える)
仕上げは「見栄え」より「運用」を優先します。
採用判断は次の3点だけで十分です。
- 縮小耐性:小さくしても潰れないか(アイコン想定)
- 一貫性:アイコン・横・縦で同じコンセプトか
- 可読性:ブランド名が読めるか(特に横組み)
次に色です。
最低限、単色/反転(白抜き)/背景別(白・黒)を用意すると現場で困りません。
最後に書き出し形式とフォルダを整えると、「どれが正?」の確認が減り、納品がスムーズになります。
迷わない入力素材テンプレ(先にこれを埋めます)
そのままコピペして、括弧だけ埋めてください。
ブランド名:( )
業種:( )
ターゲット:( )
印象:( )( )( )
任意モチーフ:( )※1つまで推奨
避けたい表現:( )
出力:アイコン/横組み/縦組み/単色
【コピペ用】用途別プロンプト(量産の“型”)
穴埋めをして生成した画像も載せています。
汎用ベース(まずはこれ)
「(ブランド名)のロゴ案を作成。業種:(業種)。ターゲット:(ターゲット)。印象:(例:信頼感・先進的・親しみ)。モチーフ:(任意)。スタイル:シンプル/フラット/ミニマル。要素は2つまで。余白多め。視認性重視。背景は単色。既存ブランドに似ない独自性。バリエーションを(数)案。」
アイコン(小さくても潰れない)
「(ブランド名)のアイコン用ロゴ。正方形内で成立。太めの形状、細線禁止。要素は1つのシンボルのみ。小サイズでも判別できる形。背景なし(透過想定)。単色版も成立。」
横組み(Webヘッダー向け)
「(ブランド名)の横組みロゴ。シンボルは左、ロゴタイプは右。横長比率(例:3:1)。可読性最優先。余白を確保。1色でも成立。バリエーション(数)案。」
ロゴシステム(横・縦・アイコンを揃える)
「(ブランド名)のロゴシステム案。①シンボル単体 ②横組み ③縦組みの3展開を想定し、同一コンセプトで作成。スタイル:ミニマル。シンボルは抽象化。色は(メインカラー)+モノクロでも成立。系列案を(数)セット。」
単色・印刷前提(スタンプ/刺繍/看板)
「(ブランド名)の単色ロゴ。グラデーション禁止。細かい装飾禁止。塗りと抜きで表現。線幅は均一。遠目でも判別できる形。白黒反転でも成立。印刷・刺繍・スタンプ用途を想定。」
仕上げの最短セット(チェック→書き出し→フォルダ)
採用チェック(3つだけ)
- 16〜32px相当でも判別できるか(アイコン想定
- 横組みで読みやすいか(Web想定)
- 単色で“弱くならない”か(印刷想定)
書き出しの使い分け
- PNG(透過):すぐ使う用(Web、資料、SNS)
- SVG:拡大縮小・編集向き(実装やデザイン運用)
- PDF:印刷会社・制作会社へ渡す用(互換性重視)
よくある詰まりと“そのまま貼れる”修正指示
似た案ばかり
「角張り/丸み、抽象/具体、余白多め/密度高めの3軸で差分を出す。各(数)案。」
ごちゃつく
「要素は1つ。装飾禁止。線は太め。余白多め。単色で成立する形に限定。」
文字が崩れる
「シンボルとロゴタイプを分ける。ロゴタイプは装飾しない。可読性最優先。文字間は詰めすぎない。」
意図が伝わらない
「ターゲットの利用シーンを追記し、避けたい表現を明記。印象は“堅すぎない信頼感”のように幅を指定。」
まとめ
Nano Banana Proで“使えるロゴ”を量産する近道は、設計→生成→仕上げを固定し、ミニマル条件で比較できる状態を作ることです。
汎用ベースで当たり方向を見つけ、アイコン・横組み・単色へ派生させ、PNG/SVG/PDFとフォルダ構成まで整えると、実務でそのまま回せるロゴ一式になります。
まずは入力素材テンプレを埋め、汎用ベースを10〜20案で回すところから始めてください。


