徳島を訪れたら絶対に行きたい観光地「大塚国際美術館」の見どころを紹介!
徳島県鳴門市の鳴門公園内にある「大塚国際美術館」は、西洋名画を陶板で原寸大に再現した、世界でも類を見ないユニークな美術館です。
ゴッホの「ひまわり」やダ・ヴィンチの「モナ・リザ」、ミケランジェロがシスティーナ礼拝堂に描いた天井画まで、教科書や画集で見たことのある名画がずらりと並ぶ姿は圧巻の一言。
今回は実際の館内の様子を追いながら、大塚国際美術館の見どころをたっぷりご紹介します。徳島に行く予定がある方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
大塚国際美術館について
大塚国際美術館は、大塚グループが創立75周年の記念事業として設立した美術館で、延床面積は約29,412平米と日本最大級の常設展示スペースを誇ります。
館内には、著名な美術史家が選定した古代壁画から現代絵画まで、世界26カ国・190余りの美術館が所蔵する西洋名画1,000点以上を、大塚オーミ陶業の特殊技術によってオリジナルと同じ大きさの陶板で再現しています。
陶板画は色あせと劣化しにくく、原画がもし劣化・消失してしまっても記録として残り続けることを目指して制作されているのも大きな特徴です。
展示は古代から現代まで時代順にたどれる「系統展示」と、遺跡や礼拝堂をまるごと再現した「環境展示」、テーマ別に作品を集めた「テーマ展示」で構成されており、鑑賞ルートは総延長約4kmにも及びます。
| 施設名 | 大塚国際美術館 |
| 住所 | 〒772-0053 徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦福池65-1 |
| 営業時間 | 9時30分~17時 |
| 休館日 | 月曜日(祝日の場合は翌日)※1月は連続休館あり・8月無休 |
| アクセス | JR鳴門駅よりタクシー・車・路線バスで約15分 |
| URL | https://o-museum.or.jp |
大塚国際美術館の様子を一気に紹介!
ここからは、実際に訪れた際の館内の流れに沿って、見どころを順番にご紹介していきます。
大塚国際美術館の駐車場から無料シャトルバスで移動
大塚国際美術館の敷地内には来館者用の駐車場がありません。車で訪れる場合は、美術館から少し離れた専用駐車場に駐車し、そこから無料のシャトルバスで正面玄関まで送ってもらう流れになります。専用駐車場は複数あるため、専用駐車場行きのバスのりばの番号を忘れないように気をつけましょう。
時間前から行列!チケットは事前に購入することがおすすめ
大塚国際美術館は人気の観光スポットのため、開館時間前からすでに入場を待つ列ができていました。
当日窓口でチケットを購入することもできますが、混雑シーズンは並ぶ時間がもったいないので、公式オンラインチケットでの事前購入がおすすめです。チケットの料金は下記の通りです。
| 区分 | 前売券 | 当日券 |
| 一般 | 3,160円 | 3,300円 |
| 大学生 | 2,140円 | 2,200円 |
| 小中高生 | 530円 | 550円 |
学生の方は入館時に学生証を提示するため、忘れずにご用意ください。
古代〜中世:入場後は「最後の審判」がお出迎え!
チケットを提示しエスカレーターを登ると、館内に入り、まず出迎えてくれるのがミケランジェロがシスティーナ礼拝堂に描いた「最後の審判」と天井画を、実際の礼拝堂の空間ごと原寸大で再現した環境展示です。筆者は実際にシスティーナ礼拝堂で展示されている「最後の審判」を見たことがありますが、全く同じ大きさに驚きました。
そのほかにも、ポンペイの壁画やビザンチン様式のモザイク画など、古代から中世にかけての宗教美術が数多く展示されており、西洋美術の源流をたどることができます。
ルネサンス〜バロック:「モナ・リザ」や「ヴィーナスの誕生」などの有名作品の陶板名画がたくさん
ルネサンス期のフロアでは、レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」や、ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」など、誰もが一度は目にしたことのある名画が続々と登場します。
原画は世界各地の美術館に分散して所蔵されているため、これだけの数を一度に、しかも間近で見られるのはこの美術館ならではの魅力です。
写真撮影が可能な作品がほとんどのため、お気に入りの1枚と一緒に記念写真を撮ってみてください。
モネの池を眺めることができる「カフェ・ド・ジヴェルニー」でランチ
鑑賞の合間には、地下2階にある「カフェ・ド・ジヴェルニー」で一休みするのがおすすめです。モネの「大睡蓮」の作品世界をイメージした池のすぐそばにあり、テラス席からは実際に睡蓮が浮かぶ水辺を眺めながら食事やスイーツを楽しめます。お昼どきは混雑しているため、早めに訪れることがおすすめです。
カレーなどの食べ物から季節のスイーツセットまで販売中。筆者は「鯛炙り丼」(1,600円)を注文。鯛は少しパサパサしていましたが、全体的に食べやすい味付けだと感じました。「鯛炙り丼」は15時までに販売しているため、食べたい方は早めに注文してくださいね。
バロック〜近代:美術の教科書で見たことがある作品の陶板名画を堪能
さらに進むと、フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」やレンブラントの作品群、印象派の画家たちが描いた作品など、美術の授業で必ずと言っていいほど目にする名画が並びます。
時代の流れとともに描き方や色使いが変化していく様子を、実際の大きさで見比べられるのもこの美術館ならではの楽しみ方です。
また、筆者が訪れた際は「真珠の耳飾りの少女」の作品の衣装を身につけて撮影できるアートコスプレ体験がありました。小さなお子様も楽しめるでしょう。
現代:ピカソの作品の陶板名画や個性的な作品の陶板名画が展示
現代美術のフロアでは、ピカソの代表作「ゲルニカ」をはじめとした有名な作品や個性的な作品の数々が展示されています。
抽象画やシュルレアリスムの作品など、これまでのフロアとは異なる雰囲気の展示が続き、西洋美術の変遷を一気に体感できる構成になっています。ぜひ、最後まで楽しんでくださいね。
ミュージアムショップでお土産を購入
公式サイトより引用
ひと通り鑑賞を終えたら、ミュージアムショップに立ち寄るのもお忘れなく。名画をあしらったポストカードやクリアファイル、ミニチュアの陶板画など、ここでしか手に入らないオリジナルグッズが揃っています。旅の思い出として、また美術好きな友人へのお土産としても喜ばれるアイテムばかりです。
よくある質問
滞在時間はどのぐらいでしょうか?
館内の鑑賞ルートは総延長約4kmにおよび、展示作品数も1,000点以上と日本最大級の広さを誇ります。
見る人のペースによって異なりますが、駆け足で回っても2〜3時間、じっくり鑑賞したい方は半日〜1日程度を見ておくと安心です。
ちなみに、筆者は9時30分から12時30分まで一通り回りましたが、時間が足りないと感じたため、1日コースをおすすめします。
再入場はできますか?
再入館は当日に限り可能です。館内から一度外に出る際は、必ず出口(地下3階インフォメーション)で再入館の手続きを行いましょう。
スマートフォン画面表示のチケットの場合は再入館証を、紙のチケットの場合は再入館スタンプを受け取っておくと、スムーズに戻れます。
一旦、渦潮が見られる時間に合わせて「大鳴門橋遊歩道 渦の道」へ行きたいなどと考えている方は、再入館の手続きをしてくださいね。
食事できる場所は複数ありますか?
はい、館内には食事ができるスポットが複数用意されています。
入館後すぐの地下3階には軽食も楽しめる「テ・ペル・テ」、モネの池を望む地下2階には「カフェ・ド・ジヴェルニー」、1階には「レストランガーデン」があります。
鑑賞の途中でお腹が空いても、わざわざ館外に出る必要がないのは嬉しいポイントです。
まとめ
大塚国際美術館は、世界中の名画を陶板によって原寸大で再現するという他に類を見ないコンセプトの美術館です。
モナ・リザやヴィーナスの誕生、最後の審判といった誰もが知る名画を、実際の大きさで間近に見られる体験は、写真や教科書だけでは味わえない感動ができるでしょう。
駐車場からのシャトルバスやチケットの事前購入、館内のカフェ・レストランなど、事前に知っておくと当日の動きがスムーズになるポイントも多いので、ぜひこの記事を参考に、徳島旅行のプランに大塚国際美術館を組み込んでみてください。
【ライター】正岡れい


