自然の中を走るドライブがしたい、でも、有名観光地は人が多そうで、少し身構えてしまうこともあります。

そんな方におすすめしたいのが、山梨側から楽しむ八ヶ岳高原ドライブです。

結論からお伝えすると、このエリアは「どこへ行くか」より「どう走るか」が楽しい場所です。

有名なルートでも、選び方と走り方で心地よさは違います。

本記事では、八ヶ岳周辺のおすすめルートを雰囲気・景色・向いている人・所要時間目安で整理し、途中で寄りたくなるカフェ・温泉・展望・道の駅もあわせてご紹介します。

八ヶ岳高原ドライブのルート一覧(地図・所要時間・特徴)

ルート名 雰囲気 景色のタイプ 向いている人 所要時間目安
八ヶ岳高原ライン 王道・安定 高原・山並み 初めての人 40〜70分
清里高原道路(清里ライン) 観光・開放的 高原・牧草地 王道を楽しみたい人 20〜40分
小淵沢IC〜八ヶ岳高原方面 入口・切り替え 山麓・森 スタート重視の人 15〜25分
清泉寮アプローチ 目的地型 高原・草原 観光と組みたい人 10〜20分
萌木の村・美し森周辺 にぎわい 高原・観光景観 立ち寄り派 10〜20分
大泉高原エリア(県道28号周辺) 静か・落ち着き 別荘地・森 ゆっくり派 25〜45分
明野町・須玉町農道 開放的 畑・空 気分転換したい人 20〜40分
サンメドウズ清里周辺 メリハリ 山岳・展望 季節を楽しみたい人 15〜30分

 

定番で安心のルート5選(八ヶ岳・清里・清泉寮・小淵沢)

八ヶ岳高原ドライブが初めての方や、久しぶりにこのエリアを走る方に向けたルートです。

地図でも分かりやすく、「ここを走れば間違いない」と感じられる道を選びました。

八ヶ岳高原ライン|山梨・八ヶ岳高原ドライブの王道を走る一本

県道11号・県道28号を中心に北杜市内を横断する道路で、小淵沢・清里・大泉をつなぐ代表格です。

道幅が広く、線形も安定しているため、運転の不安が少なく景色に集中しやすいのが魅力です。

初めて走るなら、この道でエリアの“空気感”をつかむのがおすすめです。

清里高原道路(清里ライン)|高原リゾート気分をそのまま走れる道

清里駅周辺から高原エリアへ伸びる観光道路で、「清里」と聞いて想像する景色をそのまま走れるような分かりやすさがあります。

視界の開けた区間が多く、直線も気持ちよく続くため、走ること自体がレジャーになりやすいルートです。

開放感を味わいたい日は、景色が抜ける区間で少しペースを落とすと、印象がぐっと良くなります。

小淵沢IC〜八ヶ岳高原方面|山梨側から入る安心の玄関ルート

中央道小淵沢ICから県道17号を経由する主要アクセス道路で、山梨側から八ヶ岳へ入るときの“始まり”を担う道です。

導線が分かりやすく、初心者でも迷いにくいのが安心材料です。

高原に入る前の切り替え区間として、無理に飛ばさず慣らすように走ると、ドライブ全体が落ち着いたテンポで始まります。

清泉寮へ向かうアプローチ道路|目的地がはっきりした定番ルート

県道11号から清泉寮へ向かう周辺道路は、目的地が明確で「走る理由」が作りやすいルートです。

観光案内が整い、道の状態も良好なため、ドライブと観光を無理なくつなげたい日に向いています。

行きは期待感、帰りは余韻というように、同じ道でも見え方が変わるので、往復で景色の違いを楽しむのもおすすめです。

萌木の村・美し森周辺|立ち寄り前提で楽しめる高原エリア

清里高原内の観光拠点をつなぐ周辺道路で、走る・降りるを繰り返すことでメリハリが生まれます。

観光施設が集まる分、混雑しやすい時間帯もありますが、歩く前提で短く走ると満足度が上がります。

ドライブの途中に“散策の時間”を組み込みたい人に向くエリアです。

走り方で差が出る穴場ルート3選(大泉高原・明野・サンメドウズ)

大泉高原エリア(県道28号周辺)|静けさを味わう高原別荘ルート

別荘地として知られる大泉周辺は、観光地というより高原で過ごす空気感が魅力です。

交通量が比較的落ち着いていて、一定のペースで走り続けやすいのもポイントです。

寄り道を詰め込みすぎず、“走る時間”を主役にしたい日に選ぶと、静けさが心地よく伝わります。

明野町・須玉町農道|山梨側から視界が開ける爽快ロード

畑や牧草地が広がり、視界を遮る建物が少ないエリアです。

一本道が続く区間では、空の大きさが際立ち、気持ちが外へ向きやすくなります。

時間に余裕があるほど爽快さが増すので、目的地を急がず「ただ走って整える」ような日に向いています。

サンメドウズ清里周辺|季節で性格が変わる高原ルート

清里のスキー場方面へ向かうアクセス道路で、勾配や見晴らしが分かりやすく、走行感がはっきりしています。

季節を意識すると印象が大きく変わり、同じ道でも「行き」と「帰り」で楽しみ方を変えたくなります。

景色の良い区間では、焦らず余白を持って走ると、展望の価値がきれいに残ります。

立ち寄りスポットの選び方(カフェ・温泉・展望・道の駅)

八ヶ岳高原ドライブは、走ることが主役になりやすい分、立ち寄りは「数」より「相性」で選ぶと気持ちよくまとまります。

ここでは、ルート上で組み込みやすいスポットをカフェ・温泉・展望・道の駅の4タイプに分けて整理します。

カフェ|“呼吸を整える”休憩に向く2軒

  • 清泉寮 ジャージーハット(清里):ソフトクリームや軽食が定番で、テラスの開放感も魅力です。走りの途中に「高原に来た実感」を入れたいときに向いています。
  • 八ヶ岳倶楽部(大泉):森の空気に包まれる落ち着いた雰囲気で、ドライブのテンポを一段落とせます。大泉高原エリアと合わせると流れがきれいです。

温泉|“締めに入れる”と満足度が上がる2湯

  • スパティオ小淵沢「延命の湯」:露天風呂やサウナなど設備が整い、休憩もしやすい日帰り温泉です。小淵沢ICが近く、帰路に組み込みやすいです。
  • たかねの湯(高根):眺めの良さが魅力で、走った余韻をそのまま温泉でほどける一湯です。ドライブの締めに向いています。

展望スポット|“抜け”を1か所だけ決めると旅が締まります

  • 美し森(清里):駐車場から短時間で展望台へ上がれ、晴れた日は高原らしい眺めが広がります。軽く歩いて景色を入れたいときに便利です。
  • 平沢峠(野辺山方面):八ヶ岳の眺望が広がる展望ポイントで、駐車場やトイレが整っているのも安心です。清里〜大泉に「もう一枚」足したい日に合います。
  • 県立まきば公園(清里):牧場周辺の開放感が心地よく、展望と高原らしさをまとめて味わえます。冬期は閉園・立入制限があるため季節だけ注意が必要です。

道の駅|休憩+“土地の気配”を持ち帰れる3駅

  • 道の駅 こぶちさわ:直売所に加えて温泉や体験要素もあり、拠点として使いやすい道の駅です。休憩を「整える時間」にしやすくなります。
  • 道の駅 南きよさと:直売所やレストランがあり、休憩が取りやすいスポットです。時期によって季節の楽しみもあります。
  • 道の駅 はくしゅう:買い物と休憩をまとめやすく、帰路の寄り道にも向いています。水の土地らしさを感じたいときに選びやすいです。

まとめ|走ること自体が、旅になる山梨の八ヶ岳

山梨・八ヶ岳高原ドライブは、有名かどうかよりも、今日の気分と道の相性で選ぶほど満足度が高まります。

まずは王道の八ヶ岳高原ラインで全体像をつかみ、気分に合わせて清里の開放感や大泉の静けさ、明野の視界の広さへ寄せていくと、走りが自然に整います。

今日の気分に合う道をひとつ選び、立ち寄りはカフェや温泉、展望、道の駅を“ひとつだけ”足してみてください!

それだけで、八ヶ岳らしい時間になります。