【長野・諏訪】700曲以上から選べる!「すわのね」でオルゴール組み立て体験
「最近、音楽を『指先』で感じたことはありますか?」
スマホをタップすれば、いつでもどこでも好きな曲が流れる時代。でも、長野県の下諏訪町にある「ニデックオルゴール記念館 すわのね」で出会えるのは、そんな便利な音楽とは少し違う、温度のある音色です。
かつて「東洋のスイス」と呼ばれた諏訪エリア。ここで職人たちが守り続けてきた精密な技術が、小さな箱の中にギュッと詰まっています。今回は、まるで宝物を作るような「オルゴール制作体験」の魅力を、隅々までたっぷりとお伝えします!
「オルゴールの聖地」で築いたすわのねの歴史
かつて世界の半分以上のオルゴールが、この諏訪の地で作られていたことをご存じでしょうか。職人たちがミリ単位の狂いも許さず磨き上げた技術は、今もこの町に息づいています。
日本の精密工業を支えた歴史
戦後、何もないところからスタートした諏訪のオルゴール作り。時計やカメラのパーツを作る高度な技術が、オルゴールの繊細な音色を支えてきました。
「すわのね」を運営するニデック(旧三協精機製作所)は、その歴史をリードしてきたパイオニア。ここには、町の人々が大切にしてきた「ものづくりの魂」が宿っています。
大正ロマン漂う建築美
「すわのね」の魅力は、その美しい建物にもあります。旧役場庁舎を復元したクラシックな洋館は、フォトスポットとしても大人気!一歩中に入れば、木の温もりとアンティークな雰囲気に包まれ、タイムスリップしたような気分で制作に没頭できます。
オルゴール組み立て体験の魅力
引用:https://suwanone.jp/workshop「オルゴール作りって、ただ箱に入れるだけじゃないの?」と思っているなら、嬉しい裏切りが待っています。「すわのね」の体験は、驚くほど自由で本格的。
その人気のヒミツを覗いてみましょう。
圧倒的な選曲数!700曲以上から選ぶ楽しみ
まずは、何といっても曲の多さ!最新のヒットチャートから、懐かしのアニメソング、ディズニーやジブリの名曲まで、なんと700曲以上がラインナップされています。「自分の推しの曲をオルゴールで聴きたい!」という願いも、ここなら叶うかもしれません。
職人の入り口に立つ「本格組み立て工程」
ここの体験は、オルゴールの心臓部であるオルゴールメカを自分で組み立てる、かなり本格的なスタイル。パーツを配置していく作業は、まるで時計職人になった気分。
難しいところはプロのスタッフさんが優しくサポートしてくれるので、初めての方でも安心です。
実践レポート!世界に一つの音色を紡ぐ40分間
それでは、実際にオルゴールが出来上がるまでのワクワクするプロセスをレポートします!アトリエに座って作業を始めると、大人も子供もついつい夢中になってしまう、魔法のような時間が始まります。
ステップ1:心に響く「曲」と「ケース」をセレクト
まずは1階のショップで、パートナーとなる「曲」と、それを収める「お家(ケース)」を選びます。木の箱や宝石箱、ぬいぐるみなど、どれも可愛くて目移りしてしまいます……!予算や好みに合わせて、自分らしい組み合わせを見つけてくださいね。
ステップ2:心臓部「オルゴールメカ」の組み立てと調整
体験工房へ移動したら、いよいよ職人体験!
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ドラムの設置: 楽譜の役割をするパーツをセット。
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櫛歯(くしば)の調整: 音を出す金属板をネジで固定します。 ここが一番のこだわりポイント。コンマ数ミリのズレで音が変わる繊細な作業に、思わず息を呑むほど集中してしまいます。
予想以上に本格的な作業を体験でき、思い出たっぷりのオルゴールとなりました。
ステップ3:運命を分ける「音出し」の瞬間
組み立てが終わったら、いよいよゼンマイを巻く瞬間です。「チチチ……」という音とともに、自分で調整したメロディが流れ出したときの感動は、言葉では言い表せません!
「あ、いい音!」と思わず笑顔がこぼれる、最高の瞬間が待っています。
気になる予算は?入館料と制作体験の費用について
「楽しそうだけど、おいくらくらいかかるの?」という疑問にお答えします。オルゴールを作るとなると、高そうなイメージがあるかもしれませんが、意外にもリーズナブル。家族で楽しい思い出を作れます。
費用をチェックしてみましょう。
入館料のシステム
展示や実演を楽しむための入館料は、大人1,000円、小中学生500円。これだけでもアンティークオルゴールの演奏を楽しめますよ。さらに、制作体験をするならさらに料金がかかります。
制作体験プランの料金目安
制作体験は、選ぶケースによって変わりますが、2,970円〜。これに入館料をプラスすれば、オルゴール組み立て体験も可能です。
体験の後に!ミュージアムとカフェで浸る余韻
引用:https://suwanone.jp/オルゴールが無事に完成したら、あとはゆったりとした時間を楽しみましょう。館内には、体験の感動をさらに深めてくれるスポットがたくさんあります。
時を越えて響く「アンティークオルゴール」の実演
100年以上前の巨大なオルゴールの演奏は、まさに圧巻!コンシェルジュさんの生解説を聞きながら聴く音色は、歴史の重みと職人の情熱を感じさせてくれます。
唯一無二の音色を誇る「グランゴール」
ぜひ見てほしいのが、世界に一台だけの「グランゴール」。ピアノとオルゴールが合体したようなこの楽器から流れる音は、空気を震わせ、心にダイレクトに届くような深い響きを持っています。
湖畔の風を感じるテラスカフェ「音のテラス」
最後は1階のカフェで一休み。諏訪の自然を眺めながら、自分で作ったオルゴールを眺めてお茶を飲む……。そんな穏やかな時間は、何よりのリフレッシュになります。
オルゴールは日常の癒しの音色
「すわのね」で作ったオルゴールは、あなたの旅の思い出を閉じ込めた「音のタイムカプセル」です。
忙しい毎日に疲れたとき、そっとゼンマイを巻いてみてください。ポーン、ポーンと響く優しい音色が、下諏訪で過ごした温かな時間を思い出させてくれるはずです。
あなたも「すわのね」で、一生モノの音色を探す旅に出かけてみませんか?
| 住所 | 長野県諏訪郡下諏訪町5805 (旧 諏訪湖オルゴール博物館 奏鳴館) |
| 営業時間 | 9:00~17:00 (8月のみ 9:00~17:30) |
| 休館日 | 毎週月曜日(8月のみ無休) (祝日と重なる日は翌火曜日) |
| 公式サイト | https://suwanone.jp/ |


