【検証】新機能ChatGPT-Liveとマジカルバナナができる?実際に遊んだら普通に負けました
最近ChatGPT Liveが使えるようになったので、「せっかくだから何か面白いことを試してみよう」と思い立ちました。
そこで選んだのが、子どもの頃に遊んだことがある人も多い「マジカルバナナ」です。
正直なところ、最初は「マジカルバナナのルールを知らないのでは?」「AI相手なら勝てるのでは?」と思っていました。
ところが、実際に遊んでみて最初に驚いたのは、ゲームが最後まで破綻しなかったことでした。そして結果は、普通に負けました。
ChatGPT Liveとは?
ChatGPT Liveは、ChatGPTと音声でリアルタイムに会話ができる機能です。テキストを入力することなく、話しかけるだけで自然な会話を続けられるため、質問や相談はもちろん、雑談やゲームなども楽しめます。
今回使用したのは、ChatGPT Goでも利用できるLiveの音声モデルです。
私はChatGPT Goを利用しており、新しい音声モデルが使えるようになったため、「せっかくなら遊んでみよう」と思い、マジカルバナナで実際に試してみることにしました。
AIとの会話はどこまで自然なのか、そして言葉遊びでもルールを守って最後まで遊べるのか、実際に検証してみると、予想以上に完成度の高い体験でした。
最初に驚いたのは、ルールが最後まで破綻しなかったこと
今回の検証で一番驚いたのは、ChatGPT Liveがマジカルバナナのルールを最後まできちんと守ってくれたことです。
正直なところ、最初は「途中でルールを忘れてしまうのではないか」と思っていました。会話が続くうちに説明を始めたり、単語ではなく文章で返したりして、ゲームとして成立しなくなるイメージがあったからです。
しかし、実際はその予想とはまったく違いました。
こちらが言った単語を受け取り、その言葉から自然に連想できる単語をテンポよく返してくれます。ゲームの途中で話が脱線することもなく、「今はマジカルバナナをしている」という前提を最後まで維持してくれました。
ChatGPTとテキストで遊ぶことはこれまでもできましたが、リアルタイムで会話するChatGPT Liveでもここまで自然に成立することには驚かされました。
同じ単語が出た場面でも、会話が自然に続いた
ゲームの途中で、Liveがすでに使った単語をもう一度返してきたことがありました。
マジカルバナナでは同じ言葉を繰り返すのは基本的にNGなので、
私:「それはダメでしょ(笑)」
ChatGPT:「ああ、ダメ?(笑)じゃあ違う言葉にするね」
と、単に「間違えました」と言い換えるだけではなく、こちらの指摘を会話の流れとして受け止め、その場でルールを修正して遊びを続けられたことには驚きました。
AIとゲームをしているというより、「ルールを確認しながら一緒に遊んでいる」という感覚に近く、人間のような自然なやり取りを体験できた場面でした。
AIらしい連想に思わずツッコミを入れる場面も
もちろん、すべての連想が「なるほど」と納得できるものばかりではありません。
ゲームの途中で、Liveは「冷蔵庫といったら白」と返してきました。
確かに、白い冷蔵庫は昔から定番です。しかし最近は黒やシルバー、木目調などさまざまなデザインがあるため、思わず
「いや、そうとは限らなくない?(笑)」とツッコミを入れてしまいました。
とはいえ、まったく的外れというわけではありません。少し昔の家庭用冷蔵庫を思い浮かべれば、「冷蔵庫といったら白」という連想も十分に理解できます。
こうした少しズレた感覚も、実際に話しながら遊んでいるからこそ生まれる面白さでした。人間同士なら出てこないような発想に思わず笑ってしまい、ゲームとしても良いアクセントになっていました。
テンポが良く、考える様子まで人間らしかった
ChatGPT Liveで遊んでいて印象的だったのは、返答のテンポの良さだけではありません。
こちらが単語を言うと、すぐに答えを返す場面もあれば、「うーん」「じゃあー」と少し考えるような間を挟んでから答える場面もありました。その話し方がとても自然で、本当に次の言葉を考えているように感じられます。
もちろん、実際に人間と同じように考えているわけではありません。しかし、その絶妙な間のおかげで、一方的にAIが答えを読み上げているという印象はなく、「相手と会話しながらゲームをしている」という感覚に近づいていました。
マジカルバナナのようにテンポが大切なゲームでも違和感はほとんどなく、気づけばAIと遊んでいることを忘れてしまうほどでした。返答の速さだけでなく、会話のリズムまで含めて自然だったことは、今回の検証で特に印象に残ったポイントです。
油断していたら、普通に負けました
ゲームを始める前は、「AI相手なら何とかなるだろう」と思っていました。しかし、その考えはすぐに覆されます。
ChatGPT Liveは言葉に詰まることがほとんどなく、こちらが単語を言えば、すぐに次の連想を返してきます。一方で、人間はゲームが長くなるほど選べる言葉が少なくなり、「次は何にしよう」と考え込む時間が増えていきます。
そして、私が負けた決定打になったのが、「一匹狼といったら孤独」の連想でした。
数秒考えても何も思い浮かばず、思わず「むずっ」と一言。
するとChatGPTは笑うような口調で、
「ふふ、じゃあ『むず』で終わりでいい?」と返してきました。
その瞬間、「負けたな」と思いました。
語彙の豊富さだけでなく、迷わず言葉を返し続けるスピードも含めて、ChatGPT Liveは想像以上に手ごわい相手でした。笑
まとめ|ChatGPT Liveで遊んで分かったこと
今回の検証を通して感じたのは、ChatGPT Liveは仕事だけでなく、こうした言葉遊びでも十分楽しめるということです。
もちろん、人間同士ならではの空気感や、その場のノリには及ばない部分もあります。しかし、ルールを理解し、テンポよく会話を続ける能力は想像以上でした。
普段は調べものや文章作成でしか使っていない人も、一度こうしたゲームを試してみると、ChatGPTの新しい一面が見えてくるかもしれません。
そして、気軽な気持ちで始めたつもりが、いつの間にか本気になり、AI相手に負けて悔しい思いをする、そんな体験も、この機能ならではの面白さだと感じました。


