新年を迎えると、ビジネスシーンでは年始の挨拶メールを送る機会が増えます。

挨拶メールは取引先や上司、同僚への感謝を伝え、新年の良好な関係を築くために重要なコミュニケーションです。

しかし、いざ書こうとすると

  • 「どんな文面が適切か」
  • 「いつ送ればいいのか」

と悩む方も多いでしょう。本記事では、年始の挨拶メールの基本的な書き方から、シーン別のテンプレート、送信時の注意点まで詳しく解説します。

年始の挨拶メールを送る目的とタイミング

年始の挨拶メールを送る目的とタイミング

年始の挨拶メールは、前年のお礼と新年の抱負を伝え、ビジネス関係を良好に保つための大切な習慣です。日頃の感謝を示すとともに、今年も変わらぬお付き合いをお願いする意味が込められています。

送信のベストタイミングは、仕事始めの日から1月7日頃までが一般的です。

多くの企業が1月4日から6日頃に仕事始めを迎えるため、この期間に送るのが無難でしょう。ただし、業種によって休業期間が異なるため、相手企業の営業開始日を確認しておくことをおすすめします。

年始の挨拶メールの基本構成

効果的な年始の挨拶メールには、押さえるべき基本構成があります。ぜひ、下記の内容を参考にしてください。

1. 件名

件名は簡潔かつ分かりやすく、開封率を高める重要な要素です。

  • 「新年のご挨拶(会社名・氏名)」
  • 「謹賀新年 本年もよろしくお願いいたします」

など、一目で年始の挨拶と分かる内容にしましょう。

2. 宛名

相手の会社名、部署名、役職、氏名を正確に記載します。略称は避け、正式名称を使用することがマナーです。

3. 新年の挨拶

  • 「あけましておめでとうございます」
  • 「謹んで新年のお慶びを申し上げます」

など、丁寧な挨拶から始めます。

※「新年あけましておめでとうございます」は、「新年」と「あけまして」が重複する表現とされるため、ビジネス文書では避けたほうが無難です

4. 前年のお礼

「旧年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました」といった感謝の言葉を添えます。具体的なエピソードを加えると、より心のこもった印象になります。

5. 新年の抱負・お願い

「本年も変わらぬご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます」など、今年の目標や決意とともに、継続的なお付き合いをお願いする一文を入れます。

6. 結びの言葉

「皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます」など、相手の幸福を願う言葉で締めくくります。

7. 署名

自分の会社名、部署名、氏名、連絡先を明記します。

シーン別テンプレート

シーン別テンプレートを作成いたしましたので、ぜひ参考にしてください。

取引先向けテンプレート

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件名:新年のご挨拶(株式会社○○ △△)

株式会社□□

営業部 ◇◇様

あけましておめでとうございます。

株式会社○○の△△でございます。

旧年中は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

◇◇様には日頃より貴重なアドバイスをいただき、

プロジェクトを無事に進めることができました。

本年も誠心誠意努めてまいりますので、

昨年同様のご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

 

皆様のご健康とご多幸、

並びに貴社のますますのご発展を心よりお祈り申し上げます。

 

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

────────────────

株式会社○○

営業部 △△

TEL:000-0000-0000

Email:xxxxx@example.com

────────────────

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社内向けテンプレート

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件名:新年のご挨拶

お疲れ様です。

営業部の△△です。

あけましておめでとうございます。

昨年は皆様に多大なるご支援をいただき、

無事に目標を達成することができました。

心より感謝申し上げます。

 

本年も部署一丸となって目標達成に向けて邁進してまいります。

引き続きご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

 

本年が皆様にとって素晴らしい一年となりますよう

心よりお祈り申し上げます。

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上司向けテンプレート

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件名:新年のご挨拶(営業部 △△)

◇◇部長

あけましておめでとうございます。

営業部の△△です。

旧年中は温かいご指導を賜り、誠にありがとうございました。

部長からいただいたアドバイスのおかげで、

自身の成長を実感できた一年となりました。

 

本年はさらなる成長を目指し、

より一層業務に邁進してまいります。

引き続きご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

 

部長のご健康とご活躍をお祈り申し上げます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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年始の挨拶メールの注意点

年始の挨拶メールを送る上で、注意点はいくつかあります。ぜひ、下記の内容を参考にしてください。

1. 送信タイミングに配慮する

仕事始めの日は多忙なことが多いため、できれば午前中の早い時間は避け、10時以降に送信するのが望ましいでしょう。

また、年賀状と異なり、元日から三が日の間に送るのは避けるのがマナーです。

2. 「賀詞」の使い分けに注意

  • 「謹賀新年」
  • 「恭賀新年」

は目上の方にも使える丁寧な表現です。

一方、「賀正」「迎春」などの二文字の賀詞は略式とされ、目上の方には不適切とされています。

メールでは「新年あけましておめでとうございます」が無難です。

3. 忌み言葉を避ける

「去年」は「昨年」や「旧年」に、「失う」「倒れる」「枯れる」などの不吉な言葉は避けましょう。ポジティブな表現を心がけることが大切です。

4. 個別性を持たせる

テンプレートをそのまま使うのではなく、相手との関係性や前年のエピソードなどを盛り込み、心のこもったメールにすることが重要です。

一斉送信の場合でも、BCC機能を使い、個別に送られているように配慮しましょう。

5. 喪中の相手への配慮

相手が喪中の場合は、「おめでとうございます」といった祝賀の言葉は避け、「本年もよろしくお願いいたします」など、通常の挨拶に留めます。

事前に喪中であることが分かっている場合は、年始の挨拶を控えるのも一つの配慮です。

6. 返信のマナー

年始の挨拶メールをいただいた場合は、できるだけ早めに返信しましょう。

同じ日中、遅くとも翌営業日までに返信するのが理想的です。

まとめ

年始の挨拶メールは、ビジネス関係を円滑にするための重要なコミュニケーションツールです。

基本的な構成を押さえつつ、相手との関係性に応じて文面をアレンジし、心のこもったメッセージを送りましょう。

タイミングや言葉遣いに注意を払い、新年を良好な関係でスタートさせることが、一年を通じた信頼関係の構築につながります。

本記事で紹介したテンプレートを参考に、あなたらしい年始の挨拶メールを作成してみてください。