「退職・転職予定のある方は必見!退職の挨拶メールの書き方からマナーまで解説」
退職が決まったとき、お世話になった方々への挨拶は社会人として欠かせないマナーです。特に退職の挨拶メールは、最後の印象を左右する重要なコミュニケーションツールとなります。
本記事では、退職挨拶メールの基本的な書き方から、送信タイミング、注意すべきマナーまで詳しく解説していきます。
退職挨拶メールを送る目的と重要性
退職挨拶メールは、単なる形式的な連絡ではありません。これまでお世話になった感謝の気持ちを伝え、円満に職場を去るための大切なステップです。適切な挨拶メールを送ることで、退職後も良好な人間関係を維持でき、将来的なビジネスチャンスにつながる可能性もあります。
また、社会人としての最後の仕事として、丁寧な挨拶を心がけることは、自分自身の評価を高めることにもつながります。転職先でも前職の関係者と仕事をする可能性がある現代では、退職時の振る舞いが将来に影響を与えることも少なくありません。
退職挨拶メールを送るタイミング
退職挨拶メールの送信タイミングは、社内向けと社外向けで異なります。
社内向けメールは、最終出社日の就業時間終了間際に送るのが一般的です。業務の引き継ぎが完全に終わり、残務もない状態で送信することが望ましいでしょう。
午後4時から5時頃を目安にすると、多くの人が業務を終える時間帯に届くため、読んでもらいやすくなります。
一方で、社外向けメールは、最終出社日の2週間から1週間前に送るのが適切です。取引先には後任者の紹介や引き継ぎの案内も含めるため、余裕を持った連絡が求められます。
急な連絡は相手に迷惑をかける可能性があるため、できるだけ早めに対応しましょう。
退職挨拶メールの基本構成と例文
効果的な退職挨拶メールには、以下の要素を含めることが重要です。
1. 件名
件名は簡潔でわかりやすく記載します。「退職のご挨拶(氏名)」や「退職のお知らせとご挨拶(部署名・氏名)」など、一目で内容が理解できる形式が理想的です。
2. 宛名
社内向けの場合は「お疲れ様です」、社外向けの場合は「お世話になっております」といった挨拶から始めます。一斉送信の場合でも、BCCを使用して個別に送っているような配慮を見せましょう。
3. 退職の報告
退職する旨を明確に伝えます。「このたび、一身上の都合により◯月◯日をもちまして退職することになりました」といった表現が一般的です。退職理由について詳細に述べる必要はありません。
4. 感謝の言葉
在籍期間中の指導やサポートに対する感謝を具体的に述べます。抽象的な表現だけでなく、可能であれば具体的なエピソードを交えると、より心のこもったメールになります。
5. 今後の連絡先(任意)
今後も連絡を取りたい相手には、私用のメールアドレスや電話番号を記載することもあります。ただし、会社のルールを確認し、適切な範囲で情報を共有しましょう。
6. 結びの言葉
最後に、相手の健康や会社の発展を祈る言葉で締めくくります。「末筆ながら、皆様のご健勝と貴社のますますのご発展をお祈り申し上げます」といった表現が適切です。
社内向け退職挨拶メールの例文
社内向け退職挨拶メールの例文を作成いたしましたので、ぜひ活用してください。
件名:退職のご挨拶(営業部・山田太郎)
お疲れ様です。営業部の山田です。
私事で恐縮ですが、このたび一身上の都合により、◯月◯日をもちまして退職することとなりました。
在籍中は、多くの方々にご指導ご鞭撻を賜り、心より感謝しております。
特に、新人時代から丁寧にご指導いただいた先輩方、困難なプロジェクトを共に乗り越えたチームメンバーには深く御礼申し上げます。
皆様と共に働けたことは、私にとって貴重な財産であり、今後のキャリアにおいても大きな糧となることと思います。
本来であれば直接ご挨拶に伺うべきところ、メールでのご挨拶となりますこと、何卒ご容赦ください。
最後になりましたが、皆様のご健康とご活躍を心よりお祈り申し上げます。
今まで本当にありがとうございました。
営業部 山田太郎
社外向け退職挨拶メールの例文
社外向け退職挨拶メールの例文を作成いたしましたので、ぜひ活用してください。
件名:退職のご挨拶と後任者ご紹介(株式会社◯◯・山田)
株式会社△△ 営業部 佐藤様
いつもお世話になっております。株式会社◯◯の山田です。
私事で恐縮ですが、このたび一身上の都合により、◯月◯日をもちまして退職することとなりました。
佐藤様には、◯年間にわたり大変お世話になり、多くのことを学ばせていただきました。心より感謝申し上げます。
後任は、同じ営業部の鈴木(メール:suzuki@example.com)が務めさせていただきます。
後日、鈴木よりご挨拶にお伺いさせていただきますので、引き続きご指導のほどよろしくお願い申し上げます。
本来であれば直接ご挨拶に伺うべきところ、メールでのご連絡となりましたこと、お詫び申し上げます。
末筆ながら、佐藤様のご健勝と貴社のますますのご発展を心よりお祈り申し上げます。
株式会社◯◯
営業部 山田太郎
退職挨拶メールで注意すべきマナー
退職理由は詳しく書かない
退職理由について詳細に述べる必要はありません。「一身上の都合により」という表現で十分です。ネガティブな理由や会社への不満を書くことは絶対に避けましょう。
一斉送信はBCCを使用する
複数の人に同じ内容のメールを送る場合は、必ずBCC(ブラインドカーボンコピー)を使用します。TO欄に複数のアドレスを入れると、受信者全員のメールアドレスが公開されてしまい、プライバシーの観点から問題があります。
私用メールアドレスの記載は慎重に
今後の連絡先として私用のメールアドレスを記載する場合は、会社のルールを確認しましょう。また、全員に記載するのではなく、今後も連絡を取りたい相手にのみ個別に伝えることも検討してください。
業務時間内に送信する
退職挨拶メールは、業務時間内に送信するのがマナーです。深夜や早朝の送信は避け、相手が読みやすい時間帯を選びましょう。
誤字脱字に注意する
最後のメールだからこそ、誤字脱字には細心の注意を払いましょう。送信前に必ず読み返し、内容や宛名に間違いがないか確認してください。
まとめ
退職挨拶メールは、社会人としての最後の重要な仕事です。適切なタイミングで、感謝の気持ちを込めた丁寧なメールを送ることで、円満な退職を実現できます。本記事で紹介した基本構成や例文を参考に、自分らしい挨拶メールを作成してください。
退職は新しいキャリアへの第一歩です。これまでお世話になった方々への感謝を忘れず、良好な人間関係を維持しながら、次のステージへと進んでいきましょう。
丁寧な挨拶は、必ずあなたの未来にプラスの影響をもたらすはずです。


