最近ChatGPTアプリを開いたら、画像生成の画面に見慣れない表示が出てきたという方もいるのではないでしょうか。

「ガシャポン」「チビ」などのカードが並んでいて、思わず「これって何を選べばいいの?」と手が止まります。

この記事では、画面に出てくる各要素の意味を整理しながら、「スタイルを画像で試す」の正体、基本の使い方、狙いどおりのテイストに寄せるためのプロンプトのコツ、つまずきやすい注意点までをまとめます。

「スタイルを画像で試す」は“見た目”を寄せるスタイルプリセット

「スタイルを画像で試す」は“見た目”を寄せるスタイルプリセット

スタイルを選択し、やりたい画像(加工したい画像)を選択した瞬間に、長めのプロンプトが自動で入力欄に入ります。

こちらが文章を打つ前に「提供された画像を参考に〜」のような指示文が入るため、基本動作は 「スタイルを選ぶ→画像を選ぶ→実行」です。

スタイル別の出力傾向一覧表

 

スタイル名 生成結果の「見た目」傾向 向く用途
ガシャポン 玩具・ミニチュア感が出やすく、ツヤや硬さ(プラっぽさ)が強めに出ます ネタ画像、サムネの引き
チビ デフォルメが強く、丸みとかわいさ寄りの雰囲気になりやすいです アイコン、ゆるい挿し絵
レトロアニメ 輪郭線がはっきりし、アニメ調の色・陰影にまとまりやすいです 見出し画像、世界観づくり
プリクラステッカー 加工感が強く、キラキラや縁取りなど“盛り”の雰囲気が出やすいです SNS投稿、遊び加工
ポップポスター 配色と余白が整理され、ポスターのようなグラフィック感が出ます サムネ、告知画像
渋谷フィッシュアイ 魚眼の歪みで臨場感が増え、街スナップっぽい迫力が出やすいです 街歩き・旅のKV
フィッシュアイ 魚眼レンズ風の歪みが出て、周辺が湾曲しやすいです 風景、インパクト重視
墨絵 墨のにじみ・筆致が出て、余白を活かした和の雰囲気になります 和風挿し絵、静かなトーン
スケッチ 鉛筆・線画風で、ラフな陰影と紙っぽい質感になりやすいです ラフ案、資料感のある挿し絵
インクワーク インク線・ペン画のように線が締まり、陰影も硬めに出やすいです 図解、モノクロ挿し絵
ポップアート ビビッドな配色と強いコントラストで、派手で目を引く雰囲気になります SNS、キャッチーなKV
シュガークッキー 砂糖菓子・アイシング風の甘い質感になり、かわいく整いやすいです 季節イベント、かわいい素材
オーナメント 置物・飾りのような立体感と、きらっとした素材感が出やすいです 季節感、ギフト系
ホリデーポートレート 暖色の光やボケが出て、記念写真っぽい華やかさになります 冬っぽいKV、人物寄り
アートスクール 画材感(課題作品のような“描いた感”)が出て、落ち着いた印象になりやすいです 解説記事、落ち着いた挿し絵
ぬいぐるみ ふわふわ素材の布感が出て、やさしいトーンになりやすいです 癒し系、かわいい素材
野球ボブルヘッド人形 頭が大きめのフィギュア感が出て、玩具っぽくなりやすいです 記念画像、ノベルティ風
3Dクラムドール 粘土っぽい3D表現で、丸くマットな手作り感が出やすいです 立体アイコン、素材づくり
ドゥードゥル 落書き風のシンプルな線で、軽い手描き感が出やすいです 図解、ラフな挿し絵
ドラマチック 光と影が強く、シネマ調で重厚な雰囲気になりやすいです 大人っぽいKV、雰囲気勝負

用途別に出してみた|アイコン向き/サムネ向き/SNS向きの出力例

アイコン向き:顔と輪郭が崩れにくいスタイルを選ぶ

アイコンは小さく表示されるため、背景や情報量を増やすより「顔・輪郭・シルエット」が読み取れることが最優先です。

試した範囲では、かわいさと見やすさのバランスが取りやすいのは チビぬいぐるみ3Dクラムドールでした。

特にチビは、全体を丸く簡略化しやすいぶん、縮小したときの情報量がちょうどよく、プロフィール欄で“可愛さが伝わる”出力になりやすいです。

一方で、フィッシュアイ系やポップ系は迫力が出る反面、画面が賑やかになりやすく、アイコンサイズだと主役が埋もれることがありました。

アイコン用途は、背景を作り込むより「主役が中央で目立つ」方向のスタイルが扱いやすいです。

  • チビ
「ガシャポン」「チビ」って何?ChatGPT画像スタイルを実際に試して検証_チビ
  • ぬいぐるみ
「ガシャポン」「チビ」って何?ChatGPT画像スタイルを実際に試して検証_ぬいぐるみ
  • 3Dグラムドール
「ガシャポン」「チビ」って何?ChatGPT画像スタイルを実際に試して検証_3Dグラムドール

サムネ向き:コントラストと余白が作りやすいスタイルを選ぶ

サムネはぱっと見で伝わることが最優先です。

試して使いやすかったのは、ポップポスターポップアートドラマチックでした。

  • ポップポスターは配色と面の整理が効いて、被写体が中央で映えやすく、結果として見出し画像っぽい「整った一枚」になりやすいです。
  • ポップアートは色の主張が強く、タイムライン上でも目を引きやすい印象でした。
  • ドラマチックは光と影が強まるので、落ち着いたトーンでも“雰囲気で読ませるサムネ”に寄ります。


サムネでよくある失敗は、背景が賑やかになって主役が薄れることです。
サムネ用途なら、まず「主役が一目で分かる」スタイルを選び、余白が確保しやすい方向で比較するとブレが減ります。

  • ポップポスター
「ガシャポン」「チビ」って何?ChatGPT画像スタイルを実際に試して検証_ポップポスター
  • ポップアート
「ガシャポン」「チビ」って何?ChatGPT画像スタイルを実際に試して検証_ポップアート
  • ドラマチック
「ガシャポン」「チビ」って何?ChatGPT画像スタイルを実際に試して検証_ドラマチック

SNS向き:ネタ・季節感・“加工感”が出るスタイルが強い

SNS投稿は、整いすぎより「テンションが伝わる」方が強い場面があります。
試した範囲では、プリクラステッカーシュガークッキーガシャポンが、出力の方向性が分かりやすく、投稿向けの空気になりやすいと感じました。

  • プリクラステッカーはどこか懐かしい加工感が出て、日常の一枚でも“遊び”として成立しやすいです。
  • シュガークッキーは甘い質感になり、季節イベントやスイーツ系の投稿と相性が良いです。
  • ガシャポンはミニチュアっぽい玩具感が出て、真面目な被写体でも少しユーモラスに寄せられます。

逆に、墨絵やインクワークはハマると強い一方で、投稿の目的によっては渋くなりすぎることがあります。

SNSでは「誰に見せたいか」に合わせて、可愛い・派手・ネタのどこを狙うか決めると選びやすいです。

  • プリクラステッカー
「ガシャポン」「チビ」って何?ChatGPT画像スタイルを実際に試して検証_プリクラステッカー
  • シュガークッキー
「ガシャポン」「チビ」って何?ChatGPT画像スタイルを実際に試して検証_シュガークッキー
  • ガシャポン
「ガシャポン」「チビ」って何?ChatGPT画像スタイルを実際に試して検証_ガシャポン

注意書き|日本語はまだ不安定

テンプレで「文字が入る」タイプの出力は、日本語がまだ安定しにくいです。
実際に試しても、漢字が別の文字に置き換わったり、ひらがなが崩れたり、意味のない文字列になったりすることがありました。

その場合は、画像生成後に画像をタップすると、画面上部に「選択範囲を選択」というボタンが表示されます。
これを使って消したい部分を消しゴムのように塗って選択し、プロンプト欄に「文字を消して」など編集したい内容を入力して送信すると、同じ画像を再編集できます。

人物写真を使う場合は、許可とプライバシー配慮が前提です

自分以外の人物が写る画像、顔が判別できる画像は特に注意が必要です。
公開するなら、本人の同意や写り込みへの配慮をセットで考えると安全です。

まとめ|プロンプトを頑張らなくても、まず“スタイルを選ぶだけ”で遊べるようになりました

これまでの画像生成は、うまく作ろうと思うほどプロンプトに悩みがちでした。

ところが今回の「スタイルを画像で試す」は、まず雰囲気をスタイルで決められるので、細かい言葉選びに時間をかけなくても、いきなりそれっぽい見た目に寄せやすいのが良さでした。

スタイル名は被写体を決めるものではなく、「こういうテイストで出したい」という方向性を選ぶためのラベルだと捉えると、気楽に触れます。
まずは気になるスタイルを1つ選んで、画像生成を楽しんでくださいね!